銀座にて写真展を後にして
スタコラと有楽町駅方面へ

有楽町スバル座にて
期間限定ロードショー
『ndjc 2018』
を見てきた❗❗
ndjcとは何ぞや??
プロのスタッフの指導のもと
オリジナル脚本、35mmフィルム撮影で
短編映画作品を制作する人材育成プロジェクトである
東京は、3月2日~8日まで
名古屋、大阪と順次公開していった
5本の短編映画からなる
1本が30分
好きな女優さんが出るので見に来たわけ

【サヨナラ家族】
眞田康平監督
1年前に自分の目の前で、突然父が他界
いまだに受け止めきれない洋平は、妊娠中の妻を残し一周忌のため帰省する。
実家の母と妹は、それぞれの形で父の死を受け入れようとしている。
洋平は、納得出来ずにいた
そんな洋平は、不思議なものが見え始めていた
タイトルの通り家族の物語
洋平が見たものは、母の姿や父の姿だったり
幻覚のようなもの?
最後は死を受け止め、再生していく!
死を受けいれ難いというのは、共感する部分もあります。
【うちうちの面達は。】
山元 環監督
2週間前に夫婦ゲンカが原因で、ママが姿を消す!
パパと娘の志保は場所を知らないが、息子の浩次朗は、ママが屋根裏に隠れて生活してることを知っている
浩次朗は、ママが家族にバレないように手助けしている
ママの人生をかけた隠れんぼは、一体どうなるのか??
田口浩正さんと濱田マリさんが夫婦役
この2人でコメディは、面白い
パパが普段やらない家事を奮闘する姿も滑稽で(笑)
ほんのちょっとすれ違いだったり、夫婦といえ他人ですから思いやる気持ちも大切だということですね!
旦那のこだわり強すぎですが(≧∇≦)
【くもり ときどき 晴れ】
板橋基之監督
晴子の元に一通の手紙が届く
それは、生き別れた父の生活保護扶養照会
25年前に両親が離婚して以来の父の消息
家族の中で、晴子にだけ優しかった父。
そんな父に晴子は会いに行くが、25年ぶりの再会に、父のボケてしまった姿をみてショックを受ける
晴子は、家族の中で一人揺れ動く
浅田美代子さんとMEGUMIさんが親子
2人は同居しており仲良く暮らしている中での
父の知らせ
兄にも相談しても、ほっておけと!
小さな町工場で、自分のポリシーがあり
厳格な父で、酒を飲むと暴力
そんな親なら、兄の意見に賛成かな!
今になって面倒みてくれは、ないよね。ボケてしまって誰も認識出来ない状態
結局、晴子が施設にいれ面倒をみることになる
浅田美代子さんとMEGUMIさんの親子での食事シーンや土手でのシーンが印象的
食事は、美味しそうなんですよねww
この日は、板橋監督とMEGUMIさんが舞台挨拶に来ていて
食事のことや土手でのシーンを話してましたね
短い時間ながら、濃い内容の映画でした

お客さんからも質問を募ったり
この企画が、あまり知られてないようで
拡散希望とのことで、写真も急遽🆗に
最近、10秒だけ🆗です。お撮り下さい
このパターンあるので、スマホ電源OFFってたら間に合わない
常にマナーモードだから
何となく撮れたけど、言っておいて欲しい😆
【はずれ家族のサーヤ】
岡本未樹子監督
沙綾は、祖母と二人暮しの小学三年生
恋人との生活を選び家を出た母親は、時折父親の違う弟を連れて沙綾に会いに来る
ある日、沙綾は学校帰りの公園で
古い木箱を売るおもちゃ売りのおじさんと出会う
その木箱には、不思議な力があるという……
母親役の黒川芽以ちゃん、もう、さんかな(笑)
を見に来たわけで

もう、母親役も多くなってきた
中学生ぐらいから見てきたから、大人になったわけだ❗❗
最初、ストーリーを知らないで見てるので
人間関係が何となくしかわからず
なんで一緒に暮らしてないのか?
父親は?
いくつか疑問もありましたが、短編映画ですので人物像の掘り下げは程々ですよね
所謂、もしもボックス的な力がある木箱
願いを紙に書いて入れると叶う的な!!
沙綾が願ったのは、弟がいない世界
母親を独占し、愛情を独り占めしたかった
しかし、本当じゃない、やっぱり弟がいる世界が現実だと気づき
箱を開けようとするも開かない
やっとの思いで箱を開けることが出来て
現実に戻る
日常の一コマ
自分を慕ってくれる弟と母が訪ねてくる
いつもは、甘えることをしない沙綾が
母親に『髪やってほしい』と甘える姿と
それを受けて母親としての涙ぐみながらの表情が素晴らしかった
子役の沙綾役の横溝菜帆ちゃんも素晴らしく
堂々とした演技で、こちらの涙腺もうるうる

【最後の審判】
川上信也監督
東京美術大学の受験に挑む稲葉は、浪人5年目
今年が最後の挑戦ときめていた
試験は、人物精彩
会場で圧倒的な画力とセンスをみせる初音に稲葉も自分のペースを見出し気味
初音の画力の秘密は、似顔絵を描いて培ってきたものであった
この稲葉の視点からえがいてる作品で
自己評価の高さから、他人を小馬鹿する感じ
それが初音の作風に目を奪われ圧倒される
声をかけて、少しでもその秘密を探ろうとする小賢しさもあり
ある意味人間らしいのかも。
そんな稲葉と似顔絵対決することになる。
初音のサバサバとした性格の言動や振舞いが、またカッコいい

母子家庭で育っている兄弟という設定
弟との確執や今年で最後という追い詰められた感じ、やるしかない!という覚悟もあるんだけど、なかなかうまくいかない
こういうことってあるよね!
この主人公は、東京美術大学に行かないと何の意味もないとう、こだわりが強すぎる
芸術のこと以外でも、色んな角度からのアプローチがあると思うけどなぁ
全編通して
『家族』
が共通テーマなんでしょうね
有名な役者さんも出演してくれるわけで
これからの映画監督人生において
貴重な経験だったと思います
毎日、監督たちのトークショーもあり
ゲストを交えた回もあったようですね!
トークショーのあとは、アンケートを書いて
提出し、駅へと向かうのでした

最近は、短編映画をみることも多い
短いながらも、しっかりとしたテーマや創り方をしているので
面白いなぁと感心しています。
今年は、200本は軽く越えそうだぜぃ
