11月3日に、おそらく劇場で観れるのは最後だろうということで、


横浜まで٩(・ω・)วlet's go!



『祖谷物語~おくのひと~』


横浜市西公会堂にて上映


チケットも安くてありがたい👍


初めての場所だし、横浜だし
開場50分前ぐらいに到着❗❗❗


本を読みながら待つのは、苦ではない



今回のお客さんは、ご年配の方々が多かったですね。
映画の本編は、約3時間という長尺な映画でした。











武田梨奈さん、田中泯さん、大西信満さん
が、主軸となり

祖谷の壮大な景色を1年をかけ撮影した物語
地元のエキストラ多数出演されており、ドキュメンタリーっぽさもあり、田舎の問題など扱っている
春菜(武田梨奈)とお爺(田中泯)のガスも電気もない質素な暮らし
川から水を汲み畑を耕す。
都会からきた青年、工藤との出会い
工藤は、そんな2人の生活に感化され
畑を作る決心をし暮らし始める

出ていくものあれば、残るものもいる
害獣駆除の問題なども取り上げている

中盤までは、丁寧な描写で祖谷の自然やそこに住む人々をとらえている

終盤突如、ファンタジー作品にかわる
案山子が動きだしたり、現在か過去なのかと思わせる演出
お爺は、どこに消えたのか?
謎を残しつつ、時が過ぎ
春菜が東京で暮らすシーンにかわる
祖谷で暮らしていた時とは、別人のよう

微生物により水質浄化の研究員として働く春菜だったが、研究所のリーダー雨宮は研究を成功させたが、政府や企業から圧力がかかり研究は頓挫する

不要になった微生物を川へ放つ春菜
川が光り輝いていく
そんな中、祖谷から出てきた案山子を見つける
祖谷へと旅立つことに


同級生との再会
宴会で盛り上がり、いつの間にか朝をむかえ、周りは誰一人動かず眠っている
側にいた案山子が消えていることに気づき、山へと戻っていく


ラストシーンは、畑を耕す工藤に向かい
『お爺』とつぶやく春菜


カメラは、引きの映像に変わっていく…


ここで、??な感じ
工藤でなく、お爺の若かりし頃なのか?
春菜が生まれる前に来たのか?
夢の世界の話なのか?
色んな疑問も生じましたが、それぞれの解釈でいいんだろなぁ


武田梨奈さんの演技も良かったし、台詞なしのお爺の圧倒的な存在感の田中泯さん

役者としての出演の河瀬直美さんも興味深いところ



何とも不思議な映画である



長時間の映画でしたが、あまり長かったという印象もない


上映後に、蔦哲一朗監督によるトークショー開催

映画作成に関してのことやフィルム撮影のことや脚本
お客さんの質問などにも答えるコーナーもあり、作り手の意図も分かって面白かった(◎^▽^◎)



DVDやパンフレットも売っていて、サインも頂けるとのことで、パンフレット購入







今度また、じっくりと見てみたい作品でした❗❗❗❗