峠道を登って行きますと
「薩埵峠の碑」があった
かつて、ここでは二度の大合戦があった。足利尊氏と鎌倉に本拠を構えた弟の直義が不仲になり、
薩埵峠で戦になり、直義軍が敗退した
二度目は、武田信玄が駿河に侵攻したので、今川氏真が薩埵峠に先鋒を構えたが敗退した。
そこで、小田原の北条氏が今川に加勢し、今度は武田軍が敗退
一旦、甲州へ引き上げたが、三たび侵攻し蒲原城を攻略した
しばらく行くと
「薩埵峠山之神遺跡碑」
ここは、駐車場の一角で、この碑のある場所から下りの道になる
振り返ると、東海道関連の本に載っているような景色に遭遇することになる
写真を撮っていると若干角度が違う
「う~ん、撮影用にコースからはずれて撮ったのかなぁ」なんて思い先へ進むことに
すると、小学生の団体がいらっしゃる
そこには、展望台があり少し高い位置にある
「ここだ!!」と思い
階段にいる子供たちに退いてもらい展望台へ
まさしく、ここが撮影ポイント
富士山薩埵峠・東名高速・国道・東海道線
駿河湾
見事な景色ですなぁ
ちょっと、のんびりと景色を眺めていたいところですが、混雑してましたので
数枚写真を撮り先へ
道は、緩やかになり可愛らしいお花が咲いていたり、アップダウンを繰り返す
「清水市指定眺望地点」とありました
ここら辺りにも、薩埵峠の碑や紹介文があった
ここから階段を下りていく
頭上には、ピンクの梅でしょうか
綺麗に咲いていて小鳥が鳴いています
急な階段になり下りていくと、風があきらかに変わった
先程までは、暖かく寒さもあまり感じなかったのに、ここに来たら
めちゃめちゃ寒い
空気が変わり気温も下がった
墓地を抜け、舗装路になら下り坂をいく
ここで、防寒体制を整え出発
しばらく道をクネクネ
やがて、興津川を渡る頃には、薩埵峠ハイキングへ行くであろう団体に出会う回数が増えた
線路脇から団地の近くを通り大きな道へ
「宗像神社」でお参りしてきました
こちらは、興津川の西にあり女体の森と言って舟人たちの灯台がわりとされていた
街道沿いをしばらくいくと
簡素な一里塚跡があった
ここから5分程で興津駅へ着くことに
今回の東海道の旅は、ここで終了
前回のやり残しでしたので、距離的には短い
蒲原や美術館で時間を取りたかったので、自分的には満足のいく旅でした
さて、ここからは、おまけバージョン!!
興津駅からどこへ行ったのかな??
続く…