かなり試した。無印良品の眼鏡拭きみたいな紙で歯を擦るとか(噛まれて指から出血)、指先に嵌める感じの歯ブラシとか(噛まれて出血)。
普段は噛まないのだけど、本人が嫌がる事を続けるとリミッターが外れるように噛むので、結構大変でした。

で、僕と飼い犬での成功例。
コングとかいう、レバーペーストのスプレーをおやつとして「歯ブラシ」で与える。歯ブラシは結構試したのだけど、犬用の歯ブラシは幅が広過ぎて使いづらい。子供用の歯ブラシは噛んで折ってしまいそうだった。普通のアクリル歯ブラシは毛が硬いのか、歯茎から血がでた(犬の歯茎は凄く弱い)ので、人間のおっさん(変な日本語)が使ってる風な豚毛の歯ブラシがベストだった。

歯ブラシに慣れたら、最初の一口を食べさせてから、ほんのちょっと歯磨きする。嫌がる手前でやめる。
徐々に磨く歯を増やす。僕は「右犬歯」~「左奥歯」ってローテーション(計4日)で始めた。
レバーペーストから犬用歯磨きに変える。あまり美味しくないらしく、テンション下がり気味だったので、時々コングにしたりする。犬用歯磨きは動物病院とかで売ってる。

まぁ、子犬の頃から始めていたら、もっと簡単なんだろうけど。
多分、ちょっと痛い感じの話しですが。

犬の義眼って眼球の中身を取り出して、黒いスーパーボールみたいなシリコン球を入れる感じなので、パッと見は分からないんですが、透明感がゼロなのでミッキーの眼みたいな感じ。

牛眼で腫れている眼を手術して、スーパーボールを入れるので、腫れが収まるのを見越してボールのサイズを選ぶらしいんですが、

「う~ん‥先生、ちょっと小さ過ぎたんじゃないですか?」って結果もあるっぽいので、事前に相談してみた方が良い思う(ボールのサイズって少ないらしいんだけど)。

で、抜糸してから。
見えてない事に本人は気付いていないので、椅子やテーブルに顔や「眼」をぶつけます。
散歩の時には草や枝なんかに気をつけてください。角膜は本物なので角膜炎とかにもなります。

勿論、個人差がある事なんですが。
どうなんだろ?酔っ払ってるついでに考えてみよう。
人間の義眼と違って、本人の求めによる物では無いので、
正直、「飼い主のエゴ」なのか?とも思います。

術後、しばらくは義眼を入れた瞼を「ホッチキス的なやつ」 でバリッと縫われていて、本人も不自由らしく「「とっても嫌がります」」。
夜は交代で寝るようにして、深夜の突発的なカラーの上から瞼を足で掻きむしるってのに対応しました。
完治後も6種類を4セット/日の目薬と、就寝時と外出時にはカラー着用です。

幸い(って言うのか?)、片目しか緑内障になっていないので、義眼を入れて貰ったのだけど、
仮に、反対側の眼が緑内障になってしまった場合は義眼を含めて摘出をお願いすると思います。

そしたらカラーの不自由さからは解放してあげられる。

はっきり書くと、後悔しています(僕はね)。もし友人にアドバイスするなら、見た目の変化には慣れる可能性がある。でも不自由はペットと飼い主にとって一生続くんだから、真剣に(頭ハゲる位)悩んだ方が良いよ。