3月の、郵便局の設置改廃について、新型コロナウイルス感染症などによる一時的な閉鎖を除くと、そろそろ出揃ったように感じる。

 1月には、沖縄の諸見局と東京の江東東雲局が、いずれもイオンやイオンモール内に移転することで改称されていたが、ともに既訪局の移転改称なので、慌てることはなさそうだ。沖縄の移転改称は、沖縄市から北中城村への越境移転でもあり、ちょっと気にはなるのだが。

 

 改めて3月を見てみると、年度末とあって「廃止」もちらほらと見受けられる。

 閉鎖中の廃止は如何ともし難いので除外するが、既に触れた鹿児島県・恒吉局と熊本県・熊本下南部局以降にも、ちょくちょく発表されている。

 【計画】3月の設置改廃対応 | スタンプラリーと番号系な日々 (ameblo.jp)

 

 まずは、3月13日に、東京・四谷局が、信濃町駅前局に移転改称する。

 18日には、神奈川・芦ノ湯局と富山・高岡南町局が廃止。

 21日には、同じく神奈川の藤沢西富局も廃止に。

 22日には、愛媛・伊予湊町局が、伊予市役所内局に移転改称。

 23日には、既報のとおり熊本下南部局が廃止。

 31日付で、立川柴崎局の分室扱いだった「JP金融ラボ・エキュート立川店」が「閉店」となるようだ。

 そして、4月1日付で、高知・平鍋局が廃止、と先日発表されている。

 

 3月1日付廃止の、鹿児島・恒吉局こそ諦めたものの、それ以外は、今のところ「何とかなる」見込みである。

 

 まず、01004:四谷局は、遥か昔の1988(昭和63)年11月21日に、通算840局所目として訪問済。

 02101:芦ノ湯局と、02508:藤沢西富局は、何度も「完訪」タイトルを奪還している神奈川県内なので、当然ながらそれぞれ1989(平成元)年7月18日(1,217局所目)と1995(平成7)年12月29日(2,809局所目)に訪問済。

 32153:高岡南町局も、芦ノ湯局とほぼ同時期の1989年7月11日に1,145局所目として訪問している。高岡南町局から芦ノ湯局まで、何と一週間しかないのに、70局以上増殖しているから、当時の「勢い」はとんでもないペースだったことが窺える。

 

 四国の61287:伊予湊町局は、1991(平成3)年9月24日に1,851局所目として訪問しているが、同日に1,849局所目として訪問した61277:伊予米湊局も、実は2001(平成13)年3月19日に伊予五色姫局に移転改称しており、およそ5年後の2006(平成18)年2月24日に6,215局所目として「再訪」を果たした。

 この2006年というのは、筆者が所謂「マイレージ修行僧」をしていた時代で、この年に飛行機を使って訪問した局には、その後に廃止されたり改称されたりした局も少なくない。民営化の前年だったことも関係しているのかも知れない。

 

 四国のもう1局、64122:平鍋局は、高知県東部の安芸郡北川村所在で、ちょっと市街地や空港からは距離がある。それでも2002(平成14)年10月25日に5,037局所目として訪問しており、これって何の時?と、すぐにはわからなかったのだが、よくよく調べてみると、JN1ZCT・100円玉友の会理事長の100系氏の結婚式があり、どうやらそのために移動した流れで、だったらしい。この時は、そこまでに岡山県・笠岡から香川県・多度津にかけて、瀬戸内海の離島(白石島・北木島・真鍋島・佐柳島など)を経由しながら「100円テーリング」もしている。

 

 ということで、幸いなことに、今のところ廃止・改称局に関しては、ほぼ既訪局ばかり、という状況。

 今週中には、熊本遠征を予定しており、これで熊本下南部局も片付く筈だ。

 

 なお「エキュート立川店」については、通常の貯金窓口がないため、放置したままなのだが、気にはなるので訪問はしておきたいと考えている。

 基本的に、月に1~2回は、吉祥寺に「帰省」するので、その時に足を延ばしてみることも考えているが、行って何をするのか、甚だ疑問ではある(投資するような金銭的余裕はない)。