店長として私はこうなる

「楽しい仕事をしたい」と私は思う

アシスタントから始まりそれなりに
経験も踏んでスタイリストになり役職も頂いた
役職がついたことにより【責任】もつきました

役職がつく前はただ個人が指導されるだけなのに
役職がつくと「役職者としての自覚を持て」「役職者なのに」と
【責任】も絡めて指導されることが多くなりました

そのたび頭の中では
「別に望んで欲しかった役職じゃない」
と思うようになり、心の弱い私はお酒に逃げる様になり
仕事が終わったら居酒屋に行く機会が多くなりました

居酒屋では「なんで私だけが」「私は間違ってない」
「私は頑張っている」など他に【責任】に放り投げれるので
居心地のいいものでした

その生活を三か月くらい過ごしていてふと思いました
「なんでこの職業についたんだっけ」

就職を悩んでた当時いつも髪を切ってくれていた
理容師さんに「就職活動あるんで短めでおすすめお願いします」
それだけしか言ってないのに自分の想像を遥かに超える出来に
私は「笑顔」になり、その姿に「憧れ」を持ち「夢」を抱きました。

私も「笑顔」にさせて「憧れ」を持たれて「夢」を与えてあげたい
そう思いこの職業に就きました

一年目はただひたすら覚えることしかなくて
必死でした、毎日「辞めたい」としか思わなかったですが
初めてシャンプーで「気持ちいね!最高だよ!」と言われたとき
「この職業に就いて良かった、まだ頑張れる」そう思いました
二年目でジュニアスタイリストになった時、初めて兄の髪を切りました
おぼつかない私のカットにも兄は笑顔でいて、今思えば技術の足りないカットにも
兄は満足そうに「有難う」と言ってくれて嬉しかったのを思い出します

三年目、四年目が過ぎ職場に良い意味でも悪い意味でも慣れてきた頃
役職を始めて頂きました「私は必要とされてる」「まだ頑張れる」と感じました

ただ、新鮮さがあったのは初めの方で月日が流れるに連れて
だんだんと慣れが出てき、それが慢心に変わりました
役職者として下の子たちと上の人との中間のパイプになった
私ですがお互いに「不満」しか言わない現状に精神的に疲れ、
役職者として立場の変わった私は孤立感を覚え、たまに出る
私のツメの甘さの部分を指導された時「私はもう頑張れない」
「私は皆の不満のはけ口じゃない」と思い逃げました。

「笑顔」や「憧れ」や「夢」とはかけ離れてる現状
どうしたらそこに戻れるのだろう、来る日も来る日も
悩み、考え、葛藤していました

そんなある日、店で流れるラジオから
「楽しい仕事じゃなければ仕事じゃない!」と聞こえ
「私は仕事をしてなかったんだな」と思いました
皆が「不満」を私に言うのは「現状」を変えたい現れ
その「変えたい」と思う皆の気持ちに私は勘違いをし
逃げたんだと恥ずかしくなりました、捉え方が間違っていた。

それから「楽しい仕事ってなんだろう」と思うようになりました
十人十色、「技術を楽しみたい」と思う人や「雰囲気を楽しくしたい」
「楽しくなくていいから現状を変えたくない」などそれぞれです
「色々あってめんどくさいから何もしない」それは私の【責任】が
許してくれはしません「何かを変えなくちゃ」突発的な私の動きに
周りはツメの甘さを指導します「何かを変えるって難しいな」いつも
現状に甘えてた私には初めて物事を新しく変える難しさを知ります

「ああしたい」「こうしたい」全体にそれだけ言っては
個人個人捉え方が異なり伝わり方が変わります、ならば
個人個人にきちんと思いを伝えてから全体で言ってみては
どうだろう、いきなり全体で言った時よりも個人での捉え方の
バラつきが減りました、思いはきちんと伝えないと伝わらないなと
気づかされました

「楽しい仕事」抽象的すぎる言葉に解決には程遠い
私「が」楽しい仕事をする場所が個人にとっては
「楽しい」とは限らない、であれば私「も」楽しい仕事を
する場所にするためには個人の不満を解決していかなくてはならない
それが私の【責任】だなと思い個人で話を聞きそれを
ミーティングの議題として行うことになりました
最初は積極的ではない皆もミーティングを開くにつれて
まとまりが出てきて内容の濃いミーティングが多くなるようになりました

逃げれば一時は楽かもしれないでも
問題は解決はしない、であるならば
一時は楽じゃなくても問題を解決した方が後々は
楽になり、それが不満をなくし「楽しさ」生まれ
やりがいになり理想となる「楽しい仕事」になるんだと
思う事が出来ました

それと同時にそれを先導する私が楽しまないで
やってるのに皆が楽しい仕事が出来るはずがないと
思うようになりました

私の思う楽しい仕事とは

1笑顔
よく「相手は自分の鏡」と聞きます
自分自身が怒っていれば相手も怒った態度を出し
笑顔でいれば相手も笑顔である、仕事を当して本当に
その通りだなと感じます、お客様に対しても満面の笑みで
接客をすればお客様の方もそれに応え笑顔で対応して頂けます
逆に怒ってるような表情で対応してる場合はクレームが多く
上手くいかない様に感じます、なので楽しい時でもが辛い時でもまず
「笑顔」を基本として営業し、お客様にだけではなくスタッフにも
笑顔でいる事により明るく「楽しい」店舗作りを目指します。


2憧れ
「憧れ」を抱いてる人の話は何を言っていても
心に響きます、ですが「憧れ」を持たれてないと
どんなに良い言葉を言っていても聞く耳を持たれません
なのでまず下の子に「憧れ」を持たれる上になれるよう努めます
一年目は二年目に「憧れ」を持ち、二年目は三年目に「憧れ」を持つ
そうする事により「憧れ」の人がやってる仕事を教えてもらっている
と自信を持ちモチベーションの維持、向上の糧とします。

3夢
まず初めに「夢」が無ければ
人に「夢」など与えれません、そのために
個人個人の「夢」を聞き、それに期限を与えます
そうする事により「夢」を「夢」で終わらせる事の無いように
その「夢」伴った仕事をし「夢」の実現に努めます
プロセスは個人に作らせ周りはそれをサポートする事により
意識向上につながりマンネリ化や慢心などを抑えていき
「夢」が実現できる店として店舗プライドを持たせます。

以上三点を私が【責任】を持って行動し実現していき
どこの店よりも「楽しい仕事」が出来る店、入社当時の私に恥じぬ私になるため
「笑顔」「憧れ」「夢」をスタッフは勿論のことお客様にも
与えれる様な店長になれる様、技術、接客ともに、逃げずに励んで参ります

「I will not run away anymore!」