今年を締めくくるグランプリレース、有馬記念。今年は、出走16頭のうち8頭がGIホースという豪華なメンバーです。人気投票1位のイクイノックス、同2位のリバティアイランドが参戦しないことで、どの馬にもチャンスがありそうなメンバー構成です。3世代のダービー馬の対決など見どころも満載。本当に楽しみな大一番になりました。

 

このレース、過去5年の1着~3着は、3-1-9、2-3-4、1-11-2、1-5-2、1-6-3番人気の馬で決着しています。ここ5年の勝ち馬は1番人気~3番人気馬。この5年の3着以上馬15頭のうち実に12頭までが5番人気以内の馬です。ただし、2018年と2020年の2回は9番人気、11番人気の伏兵が馬券対象に好走して波乱を演出しました。伏兵勢の出番もありそうです。昨年は、1番人気(単勝2.3倍)のイクイノックスが優勝、2着は6番人気(単勝14.1倍)のボルドグフーシュ、3着は3番人気(単勝7.4倍)のジェラルディーナという結果でした。今年の上位人気馬は、ジャスティンパレス、ドウデュース、スルーセブンシーズ、タイトルホルダー、タスティエーラ、ソールオリエンス、スターズオンアースと相当に割れています。難しいです。

このレース、3歳クラシックで好走した3歳馬が堅実に走っています。クラシックホースが参戦していなかった2020年は例外ですが、2019年は皐月賞馬のサートゥルナーリアが2着、菊花賞馬のワールドプレミアが3着でした。2021年は皐月賞馬エフフォーリアが優勝しました。昨年は皐月賞2着、ダービー2着のイクイノックスが優勝、菊花賞2着のボルドグフーシュが2着でした。今年の出走メンバー16頭のうち今年のクラッシック戦線で好走してきた3歳馬はソールオリエンス、ハーパー、タスティエーラの3頭です。

また、この5年の3着以上馬15頭のうち14頭までが3~5歳馬です。例外1頭は2018年の3着馬シュヴァルグラン(6歳馬)。昨年も3歳のイクイノックス、同3歳のボルドグフーシュ、4歳のジェラルディーナの1~3着でした。今年は6歳以上馬が5頭出走してきましたが、データ的には厳しいようです。

さらに、ここ5年の3着以上馬15頭のうち実に14頭までがGIホースかGI・2着の実績のある馬でした。例外1頭は2018年の勝ち馬ブラストワンピース。昨年も勝ったのは天皇賞・秋を制したイクイノックス、2着は菊花賞2着惜敗のボルドグフーシュ、3着はエリザベス女王杯を制したジェラルディーナでした。ただし、今年のメンバー16頭のうち半数の8頭がGIホース。またGIレースで2着の実績がある馬が4頭もいます。まったく絞れません。

加えて、この5年の優勝馬に限れば、前走GIレースに出走し、そこで1番人気~3番人気に支持されて4着以内に好走していた馬でした。昨年も該当馬2頭のうちの1頭、前走天皇賞・秋で1番人気1着からここに臨んだイクイノックスが優勝しました。今年のメンバー16頭のうち前走GIレースで1~3番人気に支持されそこで4着以内に好走していたのは、前走菊花賞1番人気3着のソールオリエンス、前走ジャパンカップ3番人気4着のドウデュース、前走エリザベス女王杯3番人気3着のハーパー、前走菊花賞2番人気2着のタスティエーラの4頭です。

 

馬券は、やはり3歳勢。菊花賞3着から臨む01ソールオリエンスが中心。強敵は、菊花賞2着の13タスティエーラ。以下、末脚が切れる15スルーセブンシーズ、堅実に走る16スターズオンアース、復調気配の05ドウデュース、今回と同じ舞台の日経賞を圧勝している04タイトルホルダーまで。

 

 

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