中京芝2000mで行われるハンデキャップ重賞、中日新聞杯。今年のトップハンデは昨年の勝ち馬で連覇を狙う59キロのキラーアビリティ、最軽量は54キロのジャンカズマと牝馬のピンハイの2頭。斤量差5キロの中に17頭のメンバー構成です。ハンデ戦らしい熱戦が期待されます。

 

このレース、過去5年の1~3着は、1-12-7、8-3-2、2-9-1、8-17-10、5-4-10番人気の馬で決着しています。ここ5年の3着以上馬15頭のうち過半数の8頭が7番人気~17番人気の伏兵馬。ハンデ戦らしく伏兵馬の好走も目立っています。昨年も、勝ったのは5番人気(単勝7.6倍)のキラーアビリティ、2着は4番人気(単勝7.5倍)のマテンロウレオでしたが、3着は10番人気(単勝29.3倍)の伏兵アイコンテーラーという結果で、三連複は3万円超、三連単は15万円超の好配当となりました。今年も上位人気は割れ加減で、ヤマニンサルバム、リューベック、キラーアビリティ、ピンハイ、ホウオウビスケッツ、カレンルシェルブルあたりが人気を分けそうです。

また、過去5年の1~3着馬の斤量は、56-54-57、53(牝)-55-54、55-54(牝)-57、55-54-54(牝)、56-56-52(牝)。牡馬11頭の斤量は54キロ~57キロ、牝馬4頭の斤量は52キロ~54キロです。ここ4年は軽量を活かした牝馬が1頭、連続して馬券対象を確保しています。トップハンデが57.5キロだった昨年は。斤量56キロを背負った3歳馬キラーアビリティが1着、同じく56キロを背負った3歳馬マテンロウレオが2着、そして斤量52キロ(牡馬換算54キロ)のアイコンテーラーが3着でした、ただし、ゴール板では上位7頭が横一線となる大接戦でした。今年、トップハンデは59キロのキラーアビリティ、それに続くのが58.5キロのユニコーンライオン、ハヤヤッコの2頭。ここ4年連続して馬券対象を確保している牝馬では、昨年は3頭出走していましたが、今年はピンハイ1頭のみの出走です。

さらに、ここ5年において馬券対象になった馬は、3歳-7歳-5歳、4歳-3歳-4歳、4歳-4歳-4歳、5歳-6歳-5歳、3歳-3歳-4歳。ここ5年の3着以上馬15頭のうち13頭までが3歳~5歳馬でした。例外2頭は2018年の2着馬ショウナンバッハ(7歳、12番人気)、2021年の2着馬アフリカンゴールド(6歳、17番人気)。昨年も3歳馬-3歳馬4歳馬での1~3着でした。データ的には6歳以上馬には少し厳しい印象です。今年は6歳以上馬が6頭出走してきました。一方、3歳馬はドルチェモア、ホウオウビスケッツの2頭、4歳馬は、ヤマニンサルバム、リューベック、キラーアビリティ、ピンハイ、スパイダーゴールドの5頭、5歳はシュヴァリエローズ、カレンルシェルブル、ジャンカズマ、ワンダフルタウンの4頭です。

 

.馬券は、ディアドラの全弟で期待の大きい10リューベックに期待します。強敵は、末脚の切れる13カレンルシェルブル。以下、スピードのある08ホウオウビスケッツ、復調気配の牝馬15ピンハイ、伏兵は昨年惜敗の11ハヤヤッコ、4頭出走してきたディープ産駒では04シュヴァリエローズ。

 

 

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