東京芝2400mで競うチャンピオンレース、ジャパンカップ。今年は外国馬1頭、地方馬2頭を含む18頭が出走してきました。国内外のGIレースを制している馬は外国馬と日本馬あわせて8頭です。とくに東京芝2400mのGIレースを制しているのは昨年のダービー馬ドウデュース、昨年のオークス馬スターズオンアース、今年のオークス馬リバティアイランド、昨年のこのレースの勝ち馬ヴェラアズールです。それでもやはり大注目はGI5連勝中のイクイノックスとGI4連勝中のリバティアイランドの対決でしょう。

 

このレース、過去5年の1着~3着は、1-4-2、3-5-2、1-2-3、1-3-2、3-1-4番人気の馬で決着しています。この5年の勝ち馬は1番人気馬か3番人気馬、また3着以上馬15頭は例外なく5番人気以内の馬です。上位人気馬が堅実に走っている印象です。昨年も勝ったのは3番人気(単勝4.5倍)のヴェラアズール、2着は1番人気(単勝3.4倍)のシャフリヤール、3着は4番人気(単勝9.5倍)のヴェルトライゼンデという堅い決着でした。今年は、やはりイクイノックスとリバティアイランドの2頭が抜けた人気。これに続くのがタイトルホルダー、スターズオンアース、ドウデュースあたりになりそうです。

この5年の3着以上馬15頭のうち13頭までが、天皇賞・秋、菊花賞、秋華賞、エリザベス女王杯などの秋のGIレースかG2の京都大賞典、神戸新聞杯からここに臨んだ馬でした。例外2頭は2021年の2着馬オーソリティ(前走はG2アルゼンチン共和国杯1着)と、昨年の3着馬ヴェルトライゼンデ(前走はG2オールカマー7着)。その昨年もG2京都大賞典1着から臨んだヴェラアズールが優勝、GI天皇賞・秋6着から臨んだシャフリヤールが2着でした。今年の出走メンバー18頭のうち秋のGIシリーズから臨むのは、リバティアイランド、イクイノックス、ドウデュース、ダノンベルーガ、ショウナンバシットの5頭、G2京都大賞典から臨むのは、ヴェラアズール、ディープボンド、インプレスの3頭、あわせて8頭です。

また、この5年の3着以上馬15頭は例外なく3歳~5歳馬でした。昨年も5歳-4歳-5歳のワンツースリーでした。今年のメンバー18頭のうち3歳~5歳馬は10頭。6歳以上馬は8頭出走してきましたが、データ的には少し厳しいようです。

さらに、この5年、外国人騎手が騎乗する日本馬が少なくても1頭は馬券対象に好走しています。昨年は外国人騎手が騎乗した日本馬、ムーア騎手のヴェラアズール、C.デムーロ騎手のシャフリヤール、レーン騎手のヴェルトライゼンデが1~3着、上位を独占しました。今年のメンバー18頭の中で外国人騎手が騎乗する日本馬は、イクイノックス、スタッドリー、ヴェラアズール、ダノンベルーガ、ショウナンバシット、スターズオンアースの6頭です。

加えて、ここ5年のうちうち該当馬がいなかった2019年を除く4年では同年のGIレースを制覇した実績のある日本馬が少なくても1頭、馬券対象に好走していました。昨年はこれに該当した唯1頭、昨年のGIドバイシーマクラシックを制覇したシャフリヤールが2着荷好走しました。今年のメンバー18頭のうち今年、国内外のGIレースを制覇しているのは、リバティアイランド、イクイノックス、イレジン、パンサラッサの4頭です。

 

馬券は、人気でも02イクイノックスが中心。強敵は、斤量54キロで走る01リバティアイランド。以下、先行力で03タイトルホルダー、巻き返しを期す05ドウデュース、末脚に期待して10ダノンベルーガの3頭。

 

 

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