秋の女王決定戦、エリザベス女王杯。ここ3年は本来の京都競馬場から阪神競馬場に舞台を移しての開催となりましたが、今年は京都芝2200mに戻っての開催となります。データは参考程度に。今年は連覇を狙う昨年の勝ち馬ジェラルディーナをはじめ15頭が出走してきました。伏兵陣も多士済々、熱戦必至の女王決定戦です。

 

このレース、京都芝2200mで行われた2019年までの2年と阪神芝2200mで行われたここ3年のあわせて過去5年の1着~3着馬は、3-9-1、3-7-1、1-5-3、10-7-9、4-5-12番人気の馬で決着しています。ここ2年は二桁人気馬が好走して波乱を演出しています。昨年は、勝ったのは4番人気(単勝8.1倍)のジェラルディーナ、2着には同着で5番人気(単勝10.1倍)のウインマリリン、12番人気(単勝52.9倍)のライラックという結果で三連複、三連単ともに好配当となりました。今年は堅い決着でしょうか波乱でしょうか。今年の上位人気は、プレイディヴェーグが抜けた人気、これに続くのがジェラルディーナでしょうか。伏兵陣が5、6頭単勝10倍台前後で続いています。

この5年の連対馬11頭は例外なく、前走で府中牝馬ステークス、秋華賞、オールカマー、札幌記念の4つのレースのいずれかを走っていました。昨年も前走オールカマー5番人気1着のジェラルディーナが1着、前走札幌記念5番人気3着のウインマリリン、前走秋華賞6番人気10着のライラックが2着同着でした。今年の出走メンバー15頭のうち前走府中牝馬ステークス組はルージュエヴァイユ、イズジョーノキセキ、ディヴィーナ、シンリョクカ、ライラックの5頭、前走秋華賞組はハーパー1頭、前走オールカマー組はジェラルディーナ、マリアエレーナの2頭、前走札幌記念組は不在、あわせて8頭です。ちなみに、大波乱となった2021年を例外とすれば、連対馬は府中牝馬ステークスの5着以上馬か、秋華賞の3着以上馬、あるいはオールカマーの5着以上馬が有力と言えそうです。上記した前走府中牝馬ステークス、秋華賞、オールカマーの8頭のうち、この条件を満たしているのは、前走府中牝馬ステークス組のルージュエヴァイユ、ディヴィーナ、ライラックの3頭、前走秋華賞組のハーパー1頭、前走オールカマー組のマリアエレーナ1頭、あわせて5頭です。

また、2021年を除く過去4年では、前走でGIあるいはG2のレースで馬券対象に好走していた馬が少なくても1頭、馬券対象に好走していました。昨年は該当馬8頭の中の2頭、前走G2オールカマー1着のジェラルディーナが1着、前走G2札幌記念3着のウインマリリンが2着同着に好走しました。今年のメンバー15頭のうち前走でGIあるいはG2のレースで馬券対象に好走していた馬は、プレイディヴェーグ、ハーパー、ディヴィーナ、ライラックの4頭です。

 

馬券は、人気でも前走のローズステークスの切れる脚に見どころのあった01プレイディヴェーグに期待します。相手は、連覇を狙う07ジェラルディーナ、前走の府中牝馬ステークスの上位3頭、06ディヴィーナ、02ルージュエヴァイユ、11ライラック、前走オールカマー惜敗の14マリアエレーナの5頭。

 

 

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