朝日杯フューチュリティステークスや阪神ジュベナイルフィリーズの前哨戦の1つで2歳馬限定の重賞、デイリー杯2歳ステークス。ここ3年は本来の京都芝1600mから阪神芝1600mに舞台を移して行われていましたが、今年は本来の京都競馬場での開催です。データは参考程度に。今年も期待の大きい11頭が参戦してきました。

 

このレース、京都芝1600mでの2年と阪神芝1600mの3年とをあわせて過去5年の1着~3着は、1-6-5、3-7-1、1-2-4、1-2-7、3-1-4番人気の馬で決着しています。毎年10頭前後の少頭数のメンバーとなるレースですが、ここ5年、優勝馬は1~3番人気の馬、1~3番人気までの少なくても1頭は馬券対象を確保しています。上位人気馬が堅実に走っている印象です。10頭立てとなった昨年は、勝ったのは3番人気(単勝5.9倍)のオールパルフェ、2着に1番人気(単勝3.5倍)のダノンタッチダウン、3着に4番人気(単勝6.1倍)のショーモンという決着でした。今年も11頭の少頭数のレースですが、上位人気馬はジャンタルマンタル、ナムラエイハブ、ジューンブレア、ダノンキラウエアあたりでしょうか。人気はかなり割れそうです。

ここ5年の連対馬10頭は例外なく前走1着馬でした。昨年も前走未勝利戦1番人気1着オールパルフェ、前走新馬戦1番人気1着のダノンタッチダウンのワンツーフィニッシュでした。前走で勝ち上がった馬が強いレースと言えそうです。今年の出走メンバー11頭のうち前走1着馬はジャンタルマンタル、ダノンキラウエア、メイショウサチダケ、ジューンブレア、フルレゾン、カンティアーモ、ナムラエイハブの7頭です。

また、この5年の3着以上馬15頭のうち13頭までが前走で3番人気以内に支持された期待の大きい馬でした。例外2頭は2020年の2着馬ホウオウアマゾン(前走はオープン特別の野路菊ステークス4番人気1着)、昨年の3着馬カワキタレブリー(前走はオープン特別のもみじステークス6番人気5着)。昨年も1着は前走未勝利戦1番人気1着のオールパルフェ、2着は前走新馬戦1番人気1着のダノンタッチダウン、3着は前走未勝利戦1番人気1着のショーモンでした。ただし、今年のメンバー11頭のうち前走で3番人気以内に支持されていた期待の大きい馬は実に9頭もいます。絞れません。

さらに、この5年の優勝馬に限れば、デビューから3戦以内の馬、かつ芝のレースで2戦2勝の馬か新馬・未勝利戦を勝ち上がったばかりの馬でした。昨年も該当馬5頭のうちの1頭、未勝利戦を勝ち上がったばかりのオールパルフェが優勝しました。今年のメンバー11頭のうちこれに該当するのは、芝の2勝馬はテイエムチュラサン1頭、前走新馬未勝利を勝ち上がったのは、ジャンタルマンタル、ダノンキラウエア、メイショウサチダケ、ジューンブレア、フルレゾン、カンティアーモ、ナムラエイハブの7頭です。

 

馬券は、新馬戦圧勝からここに臨む02ジャンタルマンタルに期待します。相手は、ダノンスコーピオンの全弟、良血の04ダノンキラウエア、末脚の切れる09カンティアーモと01クリーンエアの3頭。スピードのある05メイショウサチダケを少し買います。

 

 

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