サマースプリントシリーズ第4戦、ハンデキャップ重賞の北九州記念。今年は、サマースプリントシリーズ第2戦のCBC賞勝ち馬ジャスパークローネをはじめスプリント自慢の18頭が出走してきました。波乱の多いハンデキャップの短距離戦、今年も波乱含みのメンバー構成です。激戦になりそうです。

 

このレース、過去5年の1着~3着は、6-4-7、9-3-5、8-1-10、5-4-2、16-3-1番人気の馬で決着しています。ここ5年、1番人気~4番人気の馬が連続して連対を果たしていますが、勝っているのは5番人気~16番人気の伏兵馬です。昨年も勝ったのは16番人気(単勝164.3倍)の伏兵ボンボヤージ、2着に3番人気(単勝6.2倍)のタイセイビジョン、3着に1番人気(単勝2.1倍)のナムラクレアという決着で、三連単は50万円弱の好配当でした。今年の上位人気は、3歳馬のモズメイメイ、4歳馬のママコチャ、デュガあたりでしょうか。ただし、伏兵馬にも注意が必要です。

この5年の1着~3着の斤量は、56-55(牝)-51(牝)、55(牝)-52(牝)-54(牝)、57-56.5(牝)-55.5(牝)、51(牝)-55-56.5(牝)、51(牝)-57-53(牝)。この5年の3着以上馬15頭のうち実に11頭までが牝馬です。昨年も5歳牝馬のボンボヤージが優勝、3着も3歳牝馬のナムラクレアでした。今年も出走メンバー18頭のうち牝馬は8頭、ボンボヤージ、スティクス、レジェーロ、ママコチャ、テイエムスパーダ、スマートリアン、シゲルピンクルビー、モズメイメイです。また、該当馬がいなかった昨年を除いて、斤量55キロ以上を背負った牝馬が少なくても1頭、連続して馬券対象に好走しています。上記した牝馬8頭のうち斤量55キロ以上を背負うのは、ママコチャ、テイエムスパーダ、スマートリアン、シゲルピンクルビーの4頭です。

さらに、このレースではやはりサマースプリントシリーズ、函館スプリント、CBC賞、アイビスサマーダッシュからの転戦組が好走しています。昨年も前走CBC賞3番人気2着のタイセイビジョンが2着、前走函館スプリント1番人気1着のナムラクレアが3着でした。今年のメンバー18頭のうちサマースプリントシリーズからここに臨んでいるのは、アイビスサマーダッシュからスティクス、レジェーロ、ロードベイリーフの3頭、CBC賞からサンキューユウガ、トゥラヴェスーラ、テイエムスパーダ、ジャスパークローネの4頭、あわせて7頭です。

加えて、ここ5年の3着以上馬15頭のうち13頭までが芝1000~1200mの重賞レースで馬券対象に好走した実績がありました。例外2頭は2019年の3着馬アンヴァル、昨年の勝ち馬ボンボヤージ。その昨年もCBC賞2着のタイセイビジョンが2着、函館スプリントステークス1着のナムラクレアが3着でした。今年のメンバー18頭のうち芝1000~1200mの重賞レースで馬券対象の好走した実績があるのは、ボンボヤージ、サンキューユウガ、ロードベイリーフ、トゥラヴェスーラ、テイエムスパーダ、ロンドンプラン、ジャスパークローネ、モズメイメイの8頭です。

 

馬券は、人気でもスピードのある18モズメイメイに期待します。相手は、前走安土城ステークスを圧勝した09ママコチャ、CBC勝の勝ち馬15ジャスパークローネ、小倉2歳ステークスを制している14ロンドンプラン、連勝中の13デュガ、小倉芝1200mは2戦2勝の05エナジーグラン。

 

 

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