サマーマイルシリーズの第2戦、ハンデキャップ重賞の中京記念。このレース、本来は中京芝1600mで行われるレースですが、2020年は阪神芝1600mで、一昨年、昨年の2年は小倉芝1800mで開催されました。データは参考程度に。今年はトップハンデの59キロのダノンスコーピオンから最軽量53キロの牝馬ルージュスティリアまで、斤量差6キロの間に16頭というメンバー構成です。ハンデ戦らしい熱戦が予想されます。

 

このレース、本来の中京芝1600mで行われた2年、阪神芝1600mで行われた1年、そして小倉芝1800mで行われた2年のあわせてここ5年の1~3着は、1-5-4、3-6-1、18-6-9、1-6-5、6-10-1番人気の馬で決着しています。小倉芝1800mで行われた昨年は、6番人気(単勝11.6倍)のベレヌスが逃げ切って優勝、2着に10番人気(単勝28.6倍)の伏兵カテドラルが2着、1番人気(単勝3.8倍)のファルコニアが3着という決着でした。この5年のうち大波乱となった阪神芝1600mで行われた2020年を除く4年では1番人気馬が馬券対象を確保しています。今年の上位人気は、斤量の軽い牝馬2頭、ルージュスティリア、ディヴィーナに人気が集まりそうです。これに続くのはホウオウアマゾン、ダノンスコーピオンあたりでしょうか。

この5年の上位3頭の斤量は、56.5-56-54、52-52-55.5(牝)、53-55-56、54(牝)-56-52(牝)、55-57-56。ここ5年の3着以上馬15頭のうち8頭までが斤量56キロ(牝馬54キロ)以上を背負った実績馬でした。昨年も勝ったのは55キロのベレヌスでしたが、2着は57キロのカテドラル、3着は56キロのファルコニアでした。今年の出走メンバー16頭のうち、比較的重い斤量を課せられた実績馬は、GIホースでトップハンデ59キロのダノンスコーピオン、58キロのホウオウアマゾン、57.5キロのアドマイヤビルゴ、57キロのシュリ、メイショウシンタケ、ウイングレイテスト、ミッキーブリランテと牝馬で55キロ(牡馬換算57キロ)のサブライムアンセムのあわせて8頭です。

また、この5年の3着以上馬15頭のうち実に13頭までが3歳馬~5歳馬です。例外2頭は2018年の勝ち馬グレーターロンドン(6歳馬)と昨年の2着馬カテドラル(6歳馬)。その昨年も1着は5歳のベレヌス、3着は5歳のファルコニアでした。今年も6歳馬が3頭、7歳馬が3頭出走してきましたがデータ的には厳しいようです。

さらに、ここ5年の3着以上馬15頭のうち13頭までが3月以降の芝のレースで連対実績のあった馬か、連対実績がなかった馬の場合は戦歴が15レース以下の馬でした。例外2頭は2020年の勝ち馬メイケイダイハードと昨年の2着馬カテドラル。その昨年も勝ったのは5月の前走谷川岳ステークス2着だったベレヌス、3着は3月の前々走六甲ステークス2着のファルコニアでした。今年のメンバー16頭のうち3月以降のレースで連対実績があるのは、メイショウシンタケ、アナゴサン、サブライムアンセムの3頭、また戦歴15戦以下の馬はヴァリアメンテ、アドマイヤビルゴ、セルバーグ、サブライムアンセム、ディヴィーナ、ダノンスコーピオン、ベジャール、ルージュスティリアの8頭。重複を除いてあわせて10頭です。

加えて、中京芝1600mで行われた直近の2016年~19年の勝ち馬4頭は、前走芝1400m~1600mのオープンクラスのレースに出走し、そこで2~4番人気に支持されていた馬でした。今年のメンバーでこれに該当するのは、いずれも前走米子ステークス組のセルバーグ、アナゴサン、ウイングレイテストの3頭です。

 

馬券は、前走の米子ステークスの末脚が光った04メイショウシンタケに期待します。相手は、斤量面で恵まれた感のある牝馬2頭、11ディヴィーナ、16ルージュスティリア、近走好調の10ウイングレイテスト、末脚の堅実な13ベジャールの4頭。06セルバーグ、07アナゴサンを少し買います。

 

 

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