上半期のドリームレース、宝塚記念。今年は、GIホース8頭、ダノンザキッド、イクイノックス、ヴェラアズール、ジャスティンパレス、ジェラルディーナ、アスクビクターモア、ジオグリフ、ドゥラエレーデをはじめ17頭が出走してきました。豪華なメンバーでどんなレースになるかとても楽しみです。

 

このレース、過去5年の1着~3着馬は、7-10-12、3-1-6、2-6-12、1-7-2、2-5-4番人気の馬で決着しています。大波乱となった2018年を除くここ4年では上位1~3番人気の馬が優勝しています。ただし伏兵馬の出番もあり、この4年でも6番人気~12番人気の馬4頭が馬券対象に好走しています。GIホース5頭が出走した昨年は、GIホースで2番人気(単勝4.2倍)だったタイトルホルダー優勝、2着に前年の宝塚記念2着で5番人気(単勝9.5倍)に推されたヒシイグアスが2着、3着にGIホースの4番人気(単勝7.3倍)のデアリングタクトという結果で、やはりGIレースでの好走実績馬が上位を独占しました。ただし今年はGIホースが8頭も出走しています。とりわけイクイノックスが抜けた人気、それに続くのはジャスティンパレス、ジェラルディーナのGIホース2頭になりそうです。

この5年の3着以上馬15頭のうち2018年2着の香港馬ワーザーを除く14頭までが、前走でGIレース(海外も含む)か前哨戦(鳴尾記念、目黒記念等)に出走していました。GIレース組は着順に関係なく巻き返しが可能、また前哨戦組はそこで勝つか、負けても勝ち馬から0.2秒差以内に好走していることが条件です。昨年の勝ち馬タイトルホルダーは前走GI天皇賞・春2番人気1着から、2着のヒシイグアスは前走GIの大阪杯5番人気4着から、3着のデアリングタクトは前走GIのヴィクトリアマイル5番人気6着から、それぞれここに臨んでいました。ただし、今年の出走メンバー17頭のうち海外のGI戦も含めて前走GIレースを走っていた馬は11頭もいます。加えて前哨戦の鳴尾記念を勝ったボッケリーニなど前哨戦で好走した馬が何頭もいます。まったく絞れません。

また、この5年の3着以上馬15頭のうち12頭は4歳馬、5歳馬でした。6歳以上馬で好走したのは、2018年の2着馬で香港馬のワーザー(7歳馬)、2020年の2着馬キセキ(6歳馬)、昨年の2着馬ヒシイグアス(6歳馬)の3頭でいずれもGIレースで連対実績のある馬でした。今年のメンバー17頭のうち6歳以上馬は6頭、3歳馬が1頭。このうちGIレースで連対実績のある馬は、ヴェラアズール、ディープボンド、ユニコーンライオン、モズベッロ、ドゥラエレーデと5頭もいます。

さらに、ここ5年のうち2018年を除く4年で牝馬が1頭、連続して馬券対象に好走しています。ちなみに2018年は牝馬のヴィブロスが3着馬ノーブルマーズとクビ差の4着でした。出走頭数は少ないのですが牝馬の好走例は少なくありません。昨年もメンバー18頭中3頭だった牝馬のうちの1頭、デアリングタクトが3着に好走しました。今年のメンバー17頭のうち牝馬はライラック、スルーセブンシーズ、ジェラルディーナの3頭です。

加えて、この5年、GIホースの少なくても1頭は連対を確保しています。昨年も出走したGIホース5頭のうちの1頭、タイトルホルダーが優勝しました。ちなみにGIホース5頭のうちの1頭、デアリングタクトが3着でした。ただし、今年のメンバー17頭のうち実に8頭までがGIホースです。

 

馬券は、人気でも05イクイノックスが中心。相手は、前走の天皇賞・春圧勝からここに臨む09ジャスティンパレス、末脚の利く牝馬06スルーセブンシーズ、芝2200mは3戦2勝の牝馬11ジェラルディーナ、阪神芝2400mの京都大賞典を圧勝している08ヴェラアズールの4頭。

 

 

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