牝馬クラシック第2弾、オークス。今年は先の桜花賞で圧倒的な末脚が炸裂、快勝したリバティアイランドが二冠目を目指してここに出走してきました。ここまでマイル戦しか経験のないリバティアイランドが2400mの距離に対応できるかが焦点になりそうです。対抗馬も桜花賞組のコナコースト、ハーパー、フローラステークス快勝のゴールデンハインドなど多士済々。リバティアイランドが二冠目を制するのか、対抗馬がそれを阻止するのか、大注目の一戦です。

 

このレース、過去5年の1着~3着は、1-4-2、1-12-2、1-7-13、3-2-16、3-10-4番人気の馬で決着しています。この5年の優勝馬は1番人気馬と3番人気の馬です。上位人気馬が堅実に走っている印象ですが、ここ4年では連続して二桁人気の伏兵馬が馬券対象に好走して波乱を演出しています。昨年も勝ったのは3番人気(単勝6.5倍)のスターズオンアースでしたが、2着には10番人気(単勝28.2倍)のスタニングローズでした。3着は4番人気(単勝7.1倍)のナミュール。3連単は12万円弱の好配当となりました。今年は桜花賞を制したリバティアイランドが抜けた人気。これに続くのがハーパー、ゴールデンハインド、コナコーストあたりでしょうか。

この5年の連対馬10頭のうち8頭、また3着以上馬15頭のうち12頭は、前走で桜花賞に出走していたか、オークスのトライアルレース、フローラステークスで馬券対象に好走あるいは1番人気に支持された馬か、前走忘れな草賞で優勝していた馬でした。例外3頭は2019年の2着馬カレンブーケドール(前走はスイートピーステークス2番人気1着)、2021年の3着馬ハギノピリナ(前走は1勝クラスの矢車賞3番人気1着)、そして昨年の2着馬スタニングローズ(前走はフラワーカップ2番人気1着)。その昨年も勝ったのは前走桜花賞7番人気1着のスターズオンアース、3着は桜花賞1番人気10着のナミュールでした。今年の出走メンバー18頭のうち桜花賞から臨む馬は11頭、前走フローラステークスで馬券対象に好走した馬は2頭、前走忘れな草賞で優勝していた馬はいません。あわせて13頭です。絞りきれません。

また、この5年の3着以上馬15頭のうち14頭までが、前走で4番人気以内に支持されていた馬でした。例外1頭は昨年の勝ち馬スターズオンアース(前走は桜花賞7番人気1着)。やはり期待値の高い馬がここでも好走しています。その昨年も2着は前走フラワーカップ2番人気1着のスタニングローズ、3着は前走桜花賞1番人気10着のナミュールでした。今年のメンバー18頭のうち前走4番人気以内に支持されていたのは、ライトクオンタム、リバティアイランド、ソーダズリング、ミッキーゴージャス、ハーパー、ドゥアイズ、イングランドアイズの7頭です。このうち前走桜花賞組はライトクオンタム、リバティアイランド、ハーパー、ドゥアイズの4頭、前走フローラステークスで馬券対象に好走していたのはソーダズリング1頭です。

さらに、この5年、桜花賞で4着以上に好走した馬がここでも少なくても1頭、連続して馬券対象を確保しています。昨年も該当した3頭のうちの1頭、桜花賞1着のスターズオンアースがここでも1着に好走しました。今年のメンバー18頭のうち桜花賞で4着以内に好走していたのは、リバティアイランド、コナコースト、ハーパー、ペリファーニアの4頭です。

 

馬券は、人気でも05リバティアイランドの二冠目に期待します。相手は、桜花賞4着から巻き返したい12ハーパー、フローラステークスを逃げ切った06ゴールデンハインド、同じくフローラステークス1番人気2着の10ソーダズリング、先行力のある09コナコーストの4頭。伏兵として16ドゥアイズを少し。

 

 

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