本番の桜花賞と同じ阪神芝1600mを舞台にする桜花賞トライアル、チューリップ賞。3着までに桜花賞の優先出走権が与えられます。昨年の3着馬サークルオブライフはオークス制覇、昨年の5着馬ウォーターナビレラは桜花賞2着に好走しました。今年も春の牝馬クラシック戦線を目指して17頭が出走してきました。春の3歳GIシリーズに向けて大注目の一戦です。

 

このレース、過去5年の1着~3着は、1-3-2、1-4-7、4-2-1、1*3-4、1-13-2番人気の馬で決着しています(一昨年はメイケイエールとエリザベスタワーが1着同着)。ここ5年は1番人気馬が連続して馬券対象を確保しています。ここ5年の連対馬10頭のうち9頭まで、3着以上馬15頭のうち13頭までが4番人気以内の馬です。例外2頭は2019年の3着馬ノーブルスコア(7番人気)と、昨年の2着馬ピンハイ(13番人気)。人気上位馬が堅実に走っている印象です。その昨年も勝ったのは1番人気(単勝2.2倍)のナミュール、3着は2番人気(単勝3.3倍)のサークルオブライフでした。今年の上位人気馬は、キタウイング、ドゥーラ、コナコースト、ペリファーニア、ルミノメテオール、アンリーロードあたり。上位人気は割れ加減です。

このレースでは、阪神ジュベナイルフィリーズの出走馬がここを年明け初戦としてここに出走し好走してきました。昨年も、ジュベナイルフィリーズ1番人気4着から臨んだナミュールが1着、同じくジュベナイルフィリーズ3番人気1着のサークルオブライフが3着に好走しました。今年の出走メンバー17頭のうち阪神ジュベナイルフィリーズから臨むのは同レース6番人気6着から臨むドゥーラ1頭のみです。キタウイングは前々走阪神ジュベナイルフィリーズ8番人気14着のあと今年初戦となったフェアリーステークス1着からここに臨んでいます。ちなみにここ5年の優勝馬5頭はいずれも阪神ジュベナイルフィリーズで4着以内に好走していた馬でした。今年はジュベナイルフィリーズの上位馬が参戦しておらず、昨年までとは少し様相が異なっています。

また、ここ5年3着以上馬15頭のうち14頭までが前走で芝の1500m~1600mの距離のレースを走っていました。例外1頭は昨年の2着馬ピンハイ(前走芝1400mの新馬戦1着)。その昨年も勝ったナミュール、3着サークルオブライフはともに前走芝1600mの阪神ジュベナイルフィリーズを走っていました。ただし、今年のメンバー17頭のうち前走芝の1500m~1600mの距離のレースを走っていた馬は実に10頭もいます。絞りきれません。

さらに、この5年、前走阪神ジュベナイルフィリーズで3番人気以内に支持された馬か、前走新馬・未勝利戦を除くレースで1番人気2番人気に支持された馬が少なくとも1頭、馬券対象に好走しています。昨年も阪神ジュベナイルフィリーズで1番人気4着のナミュールが1着、同じく阪神ジュベナイルフィリーズ3番人気1着のサークルオブライフが3着でした。ただし今年のメンバー17頭のうち前走阪神ジュベナイルフィリーズで3番人気以内に支持された馬は不在、前走新馬・未勝利戦を除くそれ以外の芝のレースで1番人気2番人気に支持されていた馬は、マラキナイア、モズメイメイ、アリスヴェリテ、バースクライの4頭です。

 

馬券は、前走の阪神ジュベナイルフィリーズでの末脚が光った08ドゥーラに期待します。相手は、紅梅ステークス惜敗の11バースクライ、先行力のある09モズメイメイ、連勝中の03ルミノメテオール、エフフォーリアの半妹17ペリファーニア、堅実に走る05ダルエスサラームの5頭。02キタウイングは押さえます。

 

 

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