今年最初のGIレースはダートのマイル王決定戦、フェブラリーステークス。今年は外国馬シャールズスパイト、地方所属馬スピーディキックを含む16頭が出走してきました。昨年連覇を果たしたカフェファラオは不在ですが、昨年の2着馬テイエムサウスダンなど多彩なメンバー構成となりました。どんなレースになるのか、とても楽しみな一戦です。
このレース、過去5年の1着～3着は、4-1-6、1-2-8、1-16-3、1-9-8、2-5-4番人気の馬で決着しています。この5年の勝ち馬は1～4番人気の馬、連対馬10頭のうち8頭までが5番人気以内の馬、3着以上馬15頭のうち11頭までが6番人気以内の馬です。昨年も勝ったのは2番人気(単勝5.1倍)のカフェファラオ、2着に5番人気(単勝8.9倍)のテイエムサウスダン、3着に4番人気(単勝8.2倍)のソダシという結果でした。今年は前哨戦の根岸ステークスを制したレモンポップ、すばるステークス惜敗のドライスタウトの2頭が人気の中心、これに続くのがシャールズスパイト、レッドルゼル、メイショウハリオあたりになりそうです。
この5年の3着以上馬15頭のうち14頭は、前走ダートGIを走っていた馬か、前哨戦の東海ステークスの3着以上馬、根岸ステークスの連対馬でした。例外1頭は2020年の3着馬サンライズノヴァで前走武蔵野ステークス5着からここに臨んでいました。昨年も勝ったのは前走GIチャンピオンズカップ11着から臨んだカフェファラオ、2着には根岸ステークス1着のテイエムサウスダン、3着に前走GIチャンピオンズカップ12着から臨んだソダシでした。今年の出走メンバー16頭の中で前走ダートGI戦を走っていた馬は、メイショウハリオ、ショウナンナデシコ、ソリストサンダー、レッドルゼルの4頭、東海ステークスの3着以上馬の参戦はなく、根岸ステークスの連対馬は1着のレモンポップ1頭です。あわせて5頭です。
また、この5年の3着以上馬15頭はJRAのGIレースで連対した実績のある馬か、前走JRAの重賞レースに出走し6着以内に好走していた馬でした。昨年の勝ち馬カフェファラオは前年のGIフェブラリーステークスの勝ち馬、2着テイエムサウスダンは前走G3根岸ステークスの1着馬、3着ソダシはGI桜花賞、GIヴィクトリアマイルの勝ち馬でした。今年のメンバー16頭の中でJRAのGIレースで連対実績がある馬はテイエムサウスダン1頭、前走JRAの重賞レースに出走し6着以内に好走していた馬は、ケンシンコウ、レモンポップの2頭です。あわせて3頭です。
さらに、この5年の優勝馬に限ると、いずれも前走でJRAのダート重賞を走っていた馬で、2018年の勝ち馬ノンコノユメを除くと、そこで4番人気以内に支持されていた馬でした。昨年の勝ち馬カフェファラオも前走JRAの重賞チャンピオンズカップに出走し4番人気に支持されていました。ちなみに前走が地方のレースだった馬の優勝例はありません。今年のメンバー16頭のうち前走でJRAのダート重賞に出走し、そこで4番人気以内に支持されていたのは、レモンポップ、テイエムサウスダンの2頭です。
馬券は、人気でも07レモンポップに期待します。ここまでダート戦は10戦7勝2着3回と連対率100%です。強敵は、やはり04ドライスタウト。こちらもここまでダート戦6戦して4勝2着1回、底を見せていません。以下、昨年の2着馬10テイエムサウスダン、同じく昨年の4着馬11ソリストサンダー、末脚の切れる12セキフウ、15レッドルゼルまで。
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