皐月賞と同じ中山芝2000mを舞台とする明け3歳馬限定の重賞、京成杯。今年もクラシック戦線を見据える期待馬9頭が出走してきました。今年は9頭と少頭数のレースとなりますが、2勝馬がシーウィザード、セブンマジシャン、シャンパンカラーと3頭を数えます。力量差の不確かな若駒同士の一戦ですが、新たなクラシック候補が登場するか注目です。

 

このレース、過去5年の1着~3着は、1-2-6、4-2-7、7-1-6、1-2-6、6-5-8番人気の組み合わせで決着しています。ここ5年の連対馬10頭のうち8頭までが5番人気以内の馬、3着以上馬15頭のうち14頭までが7番人気以内の馬です。2歳戦ながら上位人気馬が堅実に走っている印象です。ただし、久々に16頭立ての多頭数のレースとなった昨年は、勝ったのがメンバー中唯一頭の2勝馬だった6番人気(単勝13.2倍)のオニャンコポン、2着に5番人気(単勝11.1倍)のロジハービン、3着に8番人気(単勝35.2倍)の伏兵馬ヴェローナシチーという結果で、三連単は32万円超の好配当となりました。9頭立ての今年は、ソールオリエンス、セブンマジシャン、シャンパンカラーの3頭が人気を集めそうです。

この5年、前走で優勝している馬が毎年少なくても1頭は馬券対象に好走しています。昨年は前走未勝利戦1番人気1着のロジハービンが2着、同じく前走未勝利戦2番人気1着のヴェローナシチーが3着でした。今年の出走メンバー9頭のうち前走優勝しているのは、サヴォーナ、ソールオリエンス、シャンパンカラーの3頭です。

また、この5年の連対馬10頭のうち9頭まで、3着以上馬15頭のうち14頭までが、前走で優勝しているか、負けても勝ち馬から0.3秒差以内に好走していた馬でした。唯一の例外は昨年の勝ち馬オニャンコポンで、同馬は前走のGIホープフルステークスで勝ち馬のキラーアビリティから1.1秒差の11着でした。その昨年も2着、3着馬は前走で優勝していました。前走GI戦以外で大敗している馬の巻き返しは難しいようです。今年のメンバー9頭のうち前走GI戦以外のレースで勝ち馬から0.4秒以上離されていたオメガリッチマン、シルヴァーデューク、シルバースペードの3頭はデータ的には厳しいようです。

さらに、この5年は中山芝1800~2000mのレースで連対実績のある馬が少なくても1頭、馬券対象に好走しています。昨年は該当馬4頭のうちの2頭、オニャンコポンが1着、ロジハービンが2着でした。今年のメンバー9頭のうち中山芝1800~2000mのレースで連対した実績のある馬は、シーウィザード、セブンマジシャンの2頭です。

 

馬券は、末脚の切れる07セブンマジシャンが中心。相手は、連勝中の09シャンパンカラー、先行力のある02シーウィザード、良血04ソールオリエンスの3頭。

 

 

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