好スタートから先頭に立ったリアファルがマイペースで逃げ、2400mを逃げ切りました。上がりはメンバー2位タイの34秒1。前走の初芝となったマレーシアカップに続く連勝で初重賞制覇です。ゼンノロブロイ産駒。昨年末のデビュー戦からダートを6戦して2勝2着2回3着1回、前走から芝に路線変更してマレーシアカップを逃げ切り、ここに臨んでしました。前走も2着に0.3秒差の快勝。芝の2戦目、重賞のここでも0.3秒差での快勝、菊花賞に向けて新星が登場した印象です。今日の終いの脚もしっかりしていました。菊花賞が楽しみです。2馬身差の2着に1番人気リアルスティール。力は発揮していると思いますが、勝ち切れません。春の皐月賞、ダービーからの成長という点では物足りない印象です。このひとたたきで変わってくるでしょうか。さらに2馬身半差の3着にトーセンバジル。後方待機から直線のみで追い込んできましたが、前2頭との差は縮められませんでした。上がりはリアファルとトーセンバジルが34秒1、リアルスティールが34秒0で、3頭がほぼ同じタイムです。これでは中団を進んだリアルスティールも後方待機のトーセンバジルもリアファルをつかまえられません。リアファルの強さだけが光ったレースでした。

馬券は、リアルスティールを中心に馬単。不的中でした。2冠馬ドゥラメンテが菊花賞を回避するらしいので、菊花賞は今日の上位馬で決まりでしょうか。