ベストウォーリア圧勝、プロキオンステークス

快足馬コーリンベリーがマイペースで逃げる展開。これを見ながら内ラチ沿いの3、4番手を追走したベストウォーリアが、直線半ばコーリンベリーをとらえると、後続を突き放して先頭ゴールしました。上がりは35秒6。昨年に続いてこのレース連覇です。初めての59キロを背負っての一戦で不安視されましたが、問題なし。強い勝ち方でした。これで、昨年5月以来、ダート1400～1600mの距離では複勝率100%。5歳になって充実期に入った感じです。前走のかしわ記念もあと一歩でしたが、マイルまでのダートG1では活躍が続きそうです。2馬身差の2着にコーリンベリー。ベストウォーリアには離されましたが、最後まで粘り切りました。ダート1400mを連勝した好調子は維持していました。昨年、3歳で臨んだこのレースは9着に敗れましたが、この1年で着実に成長している感じです。前走のかきつばた記念1着から3キロ重い55キロを背負っての好走。牡馬陣とも互角に戦っていけることを示しました。まだ4歳。まだまだ成長の余地を残しています。さらにクビ差の3着にキョウワダッフィー。昨年のこのレースでも勝ち馬ベストウォーリアと接戦の2着でした。7歳になりましたが、力の衰えはなさそうです。

馬券は、エアハリファを中心に馬連。不的中でした。期待したエアハリファは中団での競馬でしたが、直線は後続馬に次々とかわされてしまいました。勝ち馬から1.3秒差14着。5か月半ぶりのレースで、まだ走れる態勢にはなかったようです。