マルターズアポジーが先導するゆったりとした流れ。中団内ラチ沿いを追走したアンビシャスが、4コーナーで外に持ち出されると、あっという間に内の先行集団をかわして、差を広げて先頭ゴールしました。上がりは断然の34秒3。6戦目のここで初重賞制覇です。前走のプリンシパルステークスを快勝したもののダービーは見送り、ここが2か月ぶりの実戦。やはりこのメンバーでは力が一枚も二枚も抜けていた印象です。強い勝ち方でした。秋は天皇賞・秋を目標とする模様。ひと夏を越してどこまで強くなるか、とても楽しみです。3馬身半差の2着にミュゼゴースト。2、3番手を追走して、直線、先に先頭に立ちましたが、アンビシャスには置き去りにされてしまいました。これで7戦連続して馬券対象を確保。成績は安定して力はありそうです。さらに3/4馬身差の3着に、逃げたマルターズアポジー。ぎりぎり粘り込みました。前々走、この福島で逃げ切り勝ちをおさめており、そのときと同様のレース運びで最後まで脚を残しました。53キロの軽量も味方した印象です。

馬券は、ロジチャリスを中心に馬連。不的中でした。期待したロジチャリスはミュゼゴーストと並んで2、3番手での競馬。しかし、直線を向いて抜け出したミュゼゴーストについて行けず、逃げ馬をかわすこともできませんでした。3着マルターズアポジーとクビ差の4着。期待外れでした。