中山2200mで行われる伝統の重賞、アメリカジョッキークラブカップ。春のG1戦線に向けて好スタートを切るのはどの馬か、注目です。今年は有馬記念組が3頭、中山金杯組4頭が出走、実力馬の激戦が期待されます。

このレース、過去5年の1着~3着は、2-3-8、1-3-5、5-2-4、2-5-6、2-9-6番人気の馬で決着しています。単勝1番人気で馬券対象になったのは、2005年の勝ち馬クラフトワーク1頭のみですが、連対馬は昨年9番人気で2着のトウショウナイトを除く9頭が5番人気以内の馬が占めています。また3着まで見ても、15頭中13頭までが6番人気までの馬です。今年の上位人気は有馬記念組のエアシェイディ、ドリームジャーニー、アルナスラインになりそうですが、どうでしょう。ちなみに、有馬記念の最先着馬の成績は過去10年で0-0-3-4。連対がありません。エアシェイディには不利なデータです。
また、前2走以内に中山コースで連対している馬が少なくても1頭は毎年連対しています。今年のメンバーでこれに該当するのはメイショウレガーロ、トウショウシロッコ、ドットコムの3頭です。このうち、5番人気以内になりそうなのは、メイショウレガーロ、トウショウシロッコの2頭でしょうか。
前走で5着以内に好走している馬の連対率が高く、前走で6着以下に敗退しこのレースで3着以内に巻き返した馬の多くは前走G1レースでした。昨年の2着のトウショウナイトは中山金杯11着から巻き返していますが、珍しいケースです。

馬券は、データどおり、04メイショウレガーロ、07トウショウシロッコの2頭を中心にします。相手は上位人気馬ですが、中山金杯組を重くしたいと思います。今年の金杯は大接戦で、7着のキングストレイルでも勝ち馬から0.4秒差でした。03ネヴァブション、09マイネルキッツ、12キングストレイルの3頭。中山得意の11ドリームジャーニー、今回は万全で出てくる02アルナスラインは押さえまで。