皐月賞と同じ中山芝2000mで行われる3歳重賞、京成杯。昨年の勝ち馬マイネルチャールズは皐月賞3着、2番人気4着リトルアマポーラはエリザベス女王杯を勝っています。クラシックに向けて注目のレースです。

過去5年の1着~3着馬は、2-3-1、1-4-6、1-5-4、3-1-9、1-12-4番人気の組み合わせで決着しています。昨年は単勝12番人気ベンチャーナインが2着に突っ込んで波乱になりましたが、連対馬10頭中9頭までが5番人気以内の馬です。過去5年、1番人気馬か2番人気の馬が連対しており、この4年は1番人気馬が毎年連対しています。今年の1番人気馬は東京スポーツ杯2歳ステークスを勝ったナカヤマフェスタになりそうです。
連対馬の前走着順を見ると、重賞組なら5着以内、オープン特別組なら3着以内、それ以外は1着でした。例外は昨年のベンチャーナイン(東京スポーツ杯2歳ステークス6着)1頭です。新馬戦や未勝利戦を勝ったばかりの馬でも通用しています。
また、距離が2000mに変更されて以降、府中で開催された2002年を除いて、毎年、新馬戦で敗退し2戦目以降の1800m、2000mの芝戦で勝った馬が最低1頭は連対しています。今年の出走馬でこれに該当するのは、ケニヤブラック、サンライズキール、アーリーロブスト、トゥリオンファーレ、フサイチナガラガワ、モンテトウルヌソルの6頭です。

馬券は、ツブ揃いのメンバーで迷ってしまいますが、中心はラジオNIKKEI賞3着の07トゥリオンファーレ。ロジユニヴァースには0.8秒の差をつけられましたが、強豪相手の3着は評価できます。もう1頭は連勝中の06アーリーロブスト。この2戦とも2着に0.5秒の差をつけて圧勝しています。相手は唯一の重賞勝ち馬02ナカヤマフェスタ、新馬、未勝利とも33秒台の末脚を繰り出した10モンテトウルヌソルの2頭。前走中山2000mを快勝した08フサイチナガラガワと、同1800mを勝った03ケニヤブラックも少し。