日本最大の国際レース、ジャパンカップ。今年は3世代の日本ダービー馬、2世代の菊花賞馬、有馬記念馬に加えて、外国馬3頭が参戦。大激戦が期待されます。

このレース、過去5年の1着~3着は、4-5-1、1-2-7、3-2-1、1-5-3、5-4-1番人気の馬で決着しています。連対馬10頭は全頭が単勝5番人気以内の馬、また3着以上の15頭のうち14頭までが5番人気以内の馬で占められています。例外は、2004年の3着馬デルタブルース(7番人気、菊花賞馬)1頭です。今年の上位人気馬は、メイショウサムソン、ウオッカ、ディープスカイの3頭のダービー馬と、今年の菊花賞馬オウケンブルースリ、昨年の有馬記念馬マツリダゴッホの5頭。これに続くのが、昨年の菊花賞馬アサクサキングスといった状況です。
過去5年の連対馬10頭のうち9頭までが日本馬で、この9頭の共通項は芝2200m以上のレースでの連対歴、G1レースでの連対歴などいくつかありますが、全9頭に該当している東京芝コースの3着以内の実績を見ると、今年の上位人気馬ではオウケンブルースリとマツリダゴッホがこれに該当していません。この2頭には不利なデータです。また、9頭中8頭までが、近2走以内にG1レースで連対しているかG2レースで勝っていました。例外は昨年のポップロック(2走前にG2で連対)です。アサクサキングスには不利なデータです。
さらに、2006年を除き、外国馬を含めて、近3走以内に芝2400mの重賞レースで連対している馬が毎年1頭は連対していました。上位人気馬でこれに該当するのは、神戸新聞杯のディープスカイ1頭のみで、ディープスカイには心強いデータです。

馬券は、人気でも09ディープスカイを中心にしたいと思います。相手は04ウオッカ、02メイショウサムソン、13マツリダゴッホ、01オウケンブルースリの上位人気馬4頭です。京都大賞典の08トーホウアランを少し押さえます。馬単マルチ、3連単を考えています。