久しぶりにジュニアラグビーを見てきました。
ジュニアコーチとして最後に触れ合った選手達のゲームを見てきました。
1年生だった子供達も3年生になり、私の目線より高い場所から見下ろされました。みんな大きくなってました。人間的にも成長した気がします。
コロナトラブルで、最終シーズンを公式戦なく終えること、残念です。
その影響もあり中途でチームを離れ、最終的には1年生時の半分程の選手となっていました。
高校でラグビーを続ける子、他の道に進む子、選択肢は様々ですが、打ち込めるものを見つけて欲しいです。見つかることを願っています。
ラグビーをプレーし経験したすべてが、心の拠り所の1つになってくれればと願っています。

ゲームを見た中でも、特に1人の選手がラグビーを続けてくれたことを嬉しく、また感謝しています。その選手はラグビー未経験で中学生になりチームに入った唯一の選手。身体は大きかったが、グラウンドでは引っ込み思案で、無口な中学1年生でした。彼が1年生の冬に私はチームを去りましたが、彼は中途で辞めてしまうのではと思っていました。
そんな彼が、1本目には届かなかったが最後まで続けてくれたことを嬉しく思います。高校でもラグビーを続けたい想いはあるようです。全高校にラグビー部があればとも思いますが、どんどん高校ラグビーの環境は厳しくなっています。
どんな道を進む事になっても、この3年間の経験は彼にとって貴重な時間だったと思います。様々な葛藤の中ラグビーを続けられた事は、かけがいのない経験です。将来振り返ったとき、きっと彼に力を与えてくれるでしょう。

彼らの未来を応援しています。
3年間お疲れ様でした。
中途で離れてしまって、ごめんなさい。
ラグビーを続けてくれて、ありがとう。