走ることが大好きな 歩輝は
少し気が強く 負けず嫌いの性格
幼稚園から今まで
徒競走・リレー・マラソン などは
常に1位を目標としていました
しかし 小学1年生の頃
運動会 選抜リレーで
アンカーを走った時
初めて経験した 3位という結果に
『 最初のお友達が 遅かったんやもん!
あんなに離されてたら
1位とか 無理やし! 』と
涙ながらに 訴えていたことも…
『 あのね…
1人でもそんな気持ちで走ったら
リレーのバトンは 繋げんよ
みんなで力を合わせて
走るんちがうんかな? 』と
叱って諭したこともありました…
自分のペースでコツコツ取り組む 隆賢は
どちらかと言えば 競うことは苦手で
大人しく 優しい性格
なわとびクラスマッチでは
クラスの中でも
Aクラス・Bクラスと
クラス分けがあるそうなのですが
Aクラスの人数が足りず
Bクラスから1名が繰り上がることに
大縄跳びの種目で
繰り上がりのお友達の失敗に
不満の声が聞こえてきたそうです
『 ◯◯さん Aクラスになって
頑張って練習してたのに
そんなこと言ったら
かわいそうやなって思う… 』と
お家で話していた 隆賢
負けず嫌いの心
思いやりの心
2人共 それぞれ違うなぁ…と
いつも感じていました
ですが 個人競技・団体競技であっても
そして 空手に限らず どんな競技であっても
先ずは 一生懸命 頑張ること
そして
どちらの心も 必要だと
息子達を見て 話していた 師範の言葉は
いつも 頭の片隅にありました
そんな中
今年1月に開催された
宇多津ロードレース大会
実は今回 参加させるにあたり
三者懇談の時
彼の負けず嫌いは ある意味で
良い面ではあるかもしれないけど
彼だけではなく
皆んな頑張っていることを
感じてくれる キッカケに
なってくれるかもしれないと
歩輝の 担任の先生と お話をしていました
当日
絶対1位を獲ると 言っていた 歩輝は
スタートから ぶっちぎりで
1位を独走
ですが ゴール直前 追い抜かれ
その差は 1秒
走ることにおいて
人生初の 2位を 経験しました
正直 今回参加させた目的は
三者懇談でも話していたこと
だけどやっぱり
悔しくて泣いてしまうかな…と
私が思った気持ちとは 裏腹に
『 1位 獲れんかった…
でも 1位になった子を 最初に見た時から
やる気満々やったから
速いんだろうなって思って 頑張ったけど
やっぱり速かった…(笑)』
負けて悔し涙を流す気持ちも
大事だけど
自分より速い相手がいたから
頑張れた
そこまでの気持ちには まだ届かなくても
そんな気持ちを
少しでも感じてくれたのかなと思います
そして2月に開催された
S&B杯ちびっ子健康マラソン 香川大会
S&B杯ちびっ子健康マラソンとは
1年を通して全国各地で開催され
毎年 小学生が
1500人〜2000人 参加する大会
中には
陸上クラブやスポ少
バスに乗って参加する
各種のスポーツ選手の団体組など
多数の小学生がエントリーしています
入賞は6位まで メダルは3位まで
小学2年生 男子( 184名 )
小学5年生 男子( 116名 )の中
今大会
息子達の目標は
歩輝 メダル&3位までに入ること
隆賢 完走&50位までに入ること
特に 歩輝に関しては
3位までの メダルを狙うどころか
6位の入賞すら 難しいのではないかと
正直思っていました
歩輝がスタート
時として 運命とは残酷なもので
スタートしてまもなく
転倒した集団に巻き込まれ
まさかの転倒
順位も真ん中くらい
そして 競技場を出て 外周を走り
子ども達が 再び競技場に
次々と戻ってきました
1人…2人……5人……
歩輝の 順位は 6番目
ですが 今回は
宇多津ロードレース大会で
負けた経験を振り返っての
彼の作戦が ここで発揮されました
そこから 怒涛の追い上げ
一気に4人を抜き去り
残り30メートルは
トップと肩を並べてのデッドヒート
コンマ0.25差で
2位を手にしました
一緒に応援していた 隆賢も思わず
『イブ!すごい!』と 大興奮
走るの緊張する…と
言っていた 隆賢でしたが
歩輝の走りに 感化されるように
何度も距離を 詰められそうになる度
後方の気配を 感じながら
抜かれないように
力を振り絞って 走る姿を観せてくれました
そして 手にした 34位
それぞれの目標を
達成することができました
負けず嫌いの 歩輝
宇多津ロードレース大会で
初めて負けを 経験したことで
どの様な変化をもたらしたのか
計り知れませんが
負けて悔しいと 泣いて終わるのではなく
次に繋げる走りができたこと
コツコツ マイペースの
競うことが苦手な 隆賢
歩輝の 負けたくないという気持ちに
刺激を受け
競争心を 発揮できたこと
それぞれが足りない部分を
少しだけ 補うことができた 大会になりました
そして
私が見ていた限り 順位問わず
『 頑張ったね!』と
どの親御さんも
子ども達に声をかけていた光景が
とても微笑ましく 印象に残りました
もちろんマラソンに限らず
空手においても 何ごとにも
強い人は優しい
優しい人は強い
強い心にも 色んな意味で 強く
優しい心にも 色んな意味で 優しく
上手く伝えられませんが
色んな経験を通じて
強い心・優しい心 そして たくさんの心を
育んでいってほしいと思います






