「民俗情報工学研究家 井戸理恵子とめぐる社~富岡八幡宮~」後記 | 文化家ブログ 「轍(わだち)」

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Tomioka01 11月30日(土)に開催されたJP Event Vol.1。

記念すべき第1回目は
「民俗情報工学研究家 井戸理恵子とめぐる社~富岡八幡宮~」。

当日は、雲ひとつない青空が広がって絶好のイベント日和でした。

会場の富岡八幡宮内にある婚儀殿は古き良き昭和のモダンな造り。着物に足袋でさらさらと歩いていると、ちょいと昔にタイムスリップしたような感覚になりますね。
ちなみに、着物での参加者は井戸先生をはじめ全体の3割ほど。

午後1時30分。24名の参加者を迎え、井戸先生の講義が始まりました。
主なテーマは、日本人と自然観。とくに東日本大震災に見られるような自然災害と神社の関係について等、先人たちの経験談や、2013年のことを振り返りながら、講義は淡々粛々と進んでいきました。

印象的だった言葉は、「恵那」。

胞衣とも書くので、包み込むイメージが湧き、さらに「エナ」 という 発音が エナジーにも繋がるようで不思議な印象を持ちました。「恵那」は岐阜県南東部にある市の名称ですが、その景観は山と小川に囲まれた日本の原風景と言われているそうです。
また、人間を包み込む「子宮」を表す言葉ともされていて、まさに日本人を包み込む心の故郷だとか。

講義終了後は、拝殿での正式参拝。
残念ながら撮影は不可能でしたが、神聖な雰囲気が漂う中で心が洗われた気がします。最後にお神酒も配られ、有り難く頂戴しました。

日も暮れかけた午後3時過ぎ、イベントの締めくくり「境内巡り」へ。
浅間大社や大黒天など末社の説明、相撲石碑の縁、弁財天近くに祀られている各社のエピソードなど、井戸先生の豊富な知識が参加者の興味をひきつけていて、あっという間にイベント終了時刻になってしまいました。

最後は書道家の大蔵さんから井戸先生に色紙のサプライズプレゼント!
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終始おちついて和やかな雰囲気のJP Event Vol.1 でした。


次回は、ワインイベント!

【2014年1月25日(土)12:00~14:30】
VOL.2 シニアソムリエによるワインランチイベント
「ハプスブルク家のワイン」

シニアソムリエの伊田明弘さんを講師に迎え、ハプスブルク家にちなんだワインや日本初上陸を果たしたシャンパンを味わえるワインランチイベントを開催します!会場は、赤坂にあるオーストリア・ドイツ食文化の専門店「ノイエス」。当日は、味わって頂いたシャンパン・ワイン全4種類がその場で購入できます。
さらに!参加者の方全員に、エリザベート皇妃ゆかりのクッキー「シシィの接吻」をプレゼント! 日本で唯一、ここでしか手に入らない貴重なお菓子です。

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みなさまのご参加、お待ちしております!