超高性能出会い系アプリ。
これが今回のドラマのテーマです。
AIが急速に発達した世の中、驚異の99.8%を誇るマッチング率…
なるものを使って、男女が出会うというお話。
世にも奇妙な物語にありそうだなーと思いながら、
予想をしながら見ました。
1 男女が近くにいることをアプリが知らせてくれる。
2 会ったら、「せーの」で一緒にたまごっちっぽいアプリにタップ。
3 アプリは二人が一緒にデートをする時間を告げる。
4 その期間一緒にいたら、次のマッチングへ。
という、なんとも効率のいい出会い系。
初めは12時間。
主人公の男女はなにもせず、楽しいひと時を過ごしてさようなら。「また会えるといいね」
次のマッチングでは、主人公の男女はそれぞれ別の人とデート。女性はなんだかプレイボーイな男の人と9ヶ月交際。男性は見るからに不満そうな女の人と1年!
アプリが全て、期間を決めているので、逆らえない世の中です。
やっと終わったその期間。
でもアプリは次々とマッチングをします。
1年。12時間。3ヶ月。
期間は様々ですが、AIおそるべし。
また最初のマッチングペアに戻ります。
二人は大喜び。やっぱり一番最初のうちらがいいよねー。と話しながら、でも「今度はタイムリミットを確認しないようにしよう」といいます。
お互いに好きなのに、時間制限があると、萎えるから、といって。
でも男子、やはり気になって、一人夜中にコソコソ起きて、タイムリミットを見てしまいます。
「5年」
残酷なタイムリミットにショックを受ける彼に、追い討ちをかけるように、アプリが勝手にタイムリミットを減らし始めます。そう、二人一緒にタイムリミット確認しなくちゃいけないのに、勝手にやってるから。あーあ。
「3年」
「1年」
「10ヶ月」
「4ヶ月」
「3週間」
「20時間」
ウソだろ…
愕然とする彼。
朝起きて「どーしたの?」とニコニコする彼女。
彼は隠しきれずに告白します。
「タイムリミット見ちゃったんだ…」
ケンカをして、別れ。悲しい…。お互いに、好きなのに嫌い合っています。
そして、その後もほかの人とのマッチングは続きますが、しっくりきません。
で、結局最後に、アプリが
「次で最後です。あなたがさようならを言いたい人を選んでください」
と言い、二人は迷うことなくお互いの名前を口にします。
待ち合わせの場所にお互いの姿を見つけると、
すぐに二人は抱きしめあい、
「やっぱり一緒じゃないと嫌。一緒に壁の向こうにいこう」と。
壁の向こうには何があるかなんてわからないのに、
でも二人はもうずーっと一緒にいることを、決めます。
すると今まで二人の周りにいた人たちが全てストップして、動いているのは彼ら二人だけ。
二人は走って走って…
壁にのぼり…
でも、壁は途中からバーチャルになって消えていきます。
彼らは真っ暗闇の中に。
そこにはカップルがたくさんいて、
彼らは水のしずくになって消えていきます。
そう、現実世界とばかり思っていたのは、実はコンピュータの中で起きていたことだったのでした。
しずくが全て消えて、真っ暗になると、
また新たなマッチングが。はじめに出てきた男女が、違う格好で、またマッチングアプリを手にしながら、会うのです。
1000回繰り返して、何度も何度も同じ結果になることを目指しているアプリなのでした!
99.8%、ということは、
1000回中998回の成功率、つまり、最後の最後で同じ人を選ぶ回数っていうことですね。
あとの2回は、コンピュータのバグなのか、それとも、
コンピュータにはわからない神秘なのか…。
0.02%だけ残したってあたりも、
とっても面白い脚本でした!