こんにちは、星です。
シンガポール出身で、
今は仕事のために日本で暮らしています。
最近の日本は、本当に寒いですね。
外を歩いていると、
冷たい風がほっぺたに触れるたびに、
ふと気づくんです——
**「ああ、私は本当に異国で生活しているんだ」**と。
日本に来たばかりの頃は、
すべてが新しくて、心が弾んでいました。
コンビニのあたたかい匂い、
街の灯り、
電車の中のほんのりした暖かささえも、
全部が私にとっての“優しさ”でした。
でも、季節が冬に変わって
空気が冷たくなってくると、
心も少しだけ正直になっていく気がします。
仕事を終えて家へ向かう道、
白くなる吐息を見た瞬間、
胸の奥がきゅっとして、
ほんの少しだけ寂しさが顔を出す。
日本での生活にはすっかり慣れました。
でも、時々思うんです。
**「もしこの寒い夜を、一緒に歩いてくれる人がいたら…
きっともっと日本が好きになるんだろうな」**って。
シンガポールは一年中あたたかい国だから、
冬の“冷たさ”に敏感なのかもしれない。
だからこそ、
人のあたたかさって、こんなにも大事なんだ
と気づかされます。
日本は優しくて、
ここで出会う人たちも温かい。
それでも、冬の夜風に吹かれるとき、
心のどこかでつい思ってしまう。
——誰かの声が、そばにあったらいいのに。
もし、この文章を読んで
少しでも私のことが気になった人がいたら…
とても嬉しいです。
これからも、
日本での小さな日常や、
冬だからこそ揺れる心の気持ちを
ここに書いていきますね。

