こんばんは。
金属加工職人の鴨川です。
前回最後の更新が11月29日でした・・・(-.-)
時が経つのは早いですね![]()
さて、本日は職人が一巻ずつ針金を巻きつける完全手作りのナスカンのご紹介です。
こちらのサイズ違いの3点になります。
釣り針形に曲げるのは型を利用しますが、自動ではなく通称『ケトバシ』と呼ばれる機械で職人が手作業にて加工致します。
↑これが通称ケトバシです(昭和の匂いがプンプンします
)
この機械はテコの原理を利用して自分の脚力で作業をします。
型は違いますが、左右から『ツメ』と呼ばれる工具で型をネジ留めします。
曲げ工程が終わったら真鍮の針金を巻きつけて完成です。
現在はオートメーション化によって作業の効率を上げる大量生産の時代ですが、手作業でしか作れない製品もございます。
大量生産ができないので単価は高くなりますが、単価に勝る手作りの温かさがあります。
こういう手作りの製品を作れる職人が毎年減っています。
原因は職人の高齢化と後継者不足です。
コスト重視のため国内での生産が激減し、海外に生産の拠点が移った影響で国内での仕事量が極端に減り、さらに減った仕事を安いコストで請け負うため利益が上がらず儲かりません。
これでは後継者はいなくなるのは当たり前です。
だいぶ国内生産が見直されてきましたが、海外から戻ってきても作る職人がいないとまた海外に行ってしまいます。
そこで私はモノ作りの楽しさをお伝えして若い人が『将来この仕事をしてみたい』と思ってもらえたらと考えてます。
このナスカンを使って新製品を思案中です。![]()
それでは本日はこの辺で失礼致します。
貴重な時間を割き、お読み下さいましてありがとうございました。


