先日から「知らない曲をリードシートだけで初見で弾く練習」を始めていて、モンクの知らない曲を幾つか弾いた。

 

たとえば「Epistrophy」という曲。

最初にリードシート全体をパッと見ると、キーはCだが臨時記号がやたらに多くてしかも♯系なので♭系に慣れているとすごく読みにくくメロディラインがグネグネして、なんだかよく分からない。でも実際に弾いてみると、ああ、こういうフレーズはこう記譜するのか!と分かる。

 

最初にあまりじっくり見ないでいきなり弾くと、途中でフレーズのパターンが分かるまでは次の次あたりの音がどうなるのか展開が予想できず、スリリングで楽しい。(ときどき派手に弾き間違えるけど) そして弾いてるうちに、これは聴いたことがある曲だと気がついた。見ただけじゃ分からなかった……

 

リードシート初見練習に、モンクは向いているのかもしれない。クロマティックグネグネフレーズの表記に慣れるのには打ってつけだと思う。