自分が一番間違えるのが、これらしいと分かって来た。
なぜこれを間違えるのか?
・増4度(トライトーン)のファ、シ(F、B)と、完全4度のファ、シ♭(F、B♭)だけなら、まず間違えない。
・しかしそこに完全5度のファ、ド(F、C)の概念がなんとなく紛れ込んで来る。
・完全5度は基本的に「白鍵は白鍵同士」という観念が強く染み付いているので
・「白鍵だけだと『増』じゃなくて『完全』になってしまうんじゃないか」と余計なことを考えて、
・増4度を白鍵で弾くべきところで半音下げて黒鍵で完全4度を弾いてしまう。
……という情けないメカニズムじゃないかと思う。間違いは一瞬のことなので、ここまで順序立てて考えてるわけじゃないが、およその思考の流れとしては、多分こういうことかなあ、と。
自分にとっては、トライトーンの例として、分かりやすいファ、シ(F、B)じゃなくて、面倒でもド、ファ♯(C、F♯)をいつも考えるほうが良いのかもしれない。
キーCで基本の説明に使われて視覚的にも分かりやすいファ、シ(F、B)が、増4度としては例外的な「白鍵同士」ってのが、そもそも混乱のもとなのか。
ごちゃごちゃ言ってないで、12キーでトライトーンの練習をしっかりやるほうが良さそうだな。やります。