日は水曜日(一日遅れで投稿してます)、ホームスクール1週間となりました。

先週行けなかったサッカーに今週こそは参加しよう!と朝から時間をまめにチェックしながら授業を進めました。
 

朝の犬の散歩も、ランチも、時間を何度も確かめました。

ホームスクールをしている友達に連絡をとったら、今日は子供の回診でトロントの方の病院に行っているとのことで、欠席だとわかりました。このグループには、他に知っている人も少ないので、どうしようかと迷ったのですが、もう一人の知り合いはいるとのことだったので、行くことにしました。

 

ところが、着いてみると、知り合いの姿が見えません。連絡を取ろうと試みたのですが、それも繋がらず、当の息子もあまり乗り気ではなかったので、また来週トライすることにして、サッカー場を後にし、息子のリクエストで近くの公園に行くことにしました。

 

まだ学校の時間帯だッたし、もっと小さい子たちは多分昼寝の時間だったということもあって、公園は貸切状態でした。車から降りて一番最初に息子が目指したのは、スパイダーウェブ。前によく来てた頃は、まだ幼くて全く登れなかったこの遊具に挑戦したかったようです。

 

半分くらいまでは結構スラスラ登って行けたのですが、そこでストップ。

 

 

「Mom, Help me!  I can't do it!」と声をあげる息子。

最近、手放すことで長男と次男にみた自立心の成長から、今までは私がなんでもやりすぎてたことを悟ったので、今日は末っ子を鍛えようと、ベンチから腰をあげることなく、

 

「大丈夫、自分でできるよ。次はどこに足をかけて、どうしたらもう一段上に登れるか、考えながら進んでごらん〜!」

 

など、励ましの言葉をかけてあげました。

 

前の私なら、「ほら、ここに右足をかけて、次は、ここに左足。で、右手をここに変えて…」という風に細々と指示していたでしょう。だけどそれでは、子供の思考力が育たないということに気づきました。

 

半分の高さで結構手こずっていた末っ子から、

「落ちたら、キャッチしてくれる?」という声が聞こえて来ました。

 

座っているベンチからだときっとキャッチしたくても手遅れだなぁと思いつつ、

「もちろん!キャッチしてあげるから大丈夫だよ。」と安心させました。

 

結局、4分の3くらいのところまで登って、末っ子は降りて来ました。降りて来る途中も何度も「助け」を求められたのですが、「自分でどうしたら降りられるか、考えるんだよ。」と貫きました。

 

のろのろとでしたが、降りて来ることができました。

そして、一言、「Spider Web is harder than I thought!」という感想。

 

子育ては、時には「落ちたら、キャッチする」姿勢でいいと思えるようになりました。

もちろん、「失敗から学ぶもの」はかけがえのない価値があるし、失敗があるから得られるものがたくさんあることは頭では理解しています。でも、母性本能が邪魔してしまうのです。

 

ですが、子供が「転ばない、落ちない」ことを優先してしまうと、lossをするのは、子供ですよね。

 

ホームスクーリングって、子供よりも実は親の方が多くいろんなことを学んでいるのかもしれません。今ホームスクールできるという恵を大事にし、この学びの場を大切にしたいです。