アメリカよりも一ヶ月半ほど早いサンクスギビング。
今年はあっと言う間にやって来た感じで、全く実感がなかっただけではなく、
「やる気」も全然なかった...
毎年恒例、義妹がホストする夫の親戚達との持ち寄りサンクスギビングディナーも、
料理に精を出す気にもなれず、恥ずかしながら、簡単なミートボールを持参しただけで、
七面鳥、その他たくさんのごちそうを堪能してきちゃったわけです。
いつかは、七面鳥ディナーを自分でも美味しく焼けるようになりたい!と思いつつ十数年。
今年のクリスマスこそは!と反省中。
それはさておき、この週末を振り返ってみると、なんだか鍛えられた気が。
というのも、毎年サンクスギビングの時期になると、いつもよりも、
感謝の心を持つように意識するわけだけど、
今週末は感謝の心を邪魔されるようなことが結構あったような...
大きなハプニングがあったわけでもなく、けんかしたり、特に何かあったわけではないのに、
毎日あるような、小さな「イラッ」とするようなモメントが
次から次と押し寄せてきたのを感じた。
いつもなら「バックグラウンドミュージック化」してしまった日常の雑音。
例えば、14歳の長男が、言うことを聞かない6歳の弟をイライラしながら注意する声。
外に見える何かに向かって吠える小犬達のうるさいハイピッチなトーン。
言うことを聞かない末っ子に「言うことを聞かないので、今日はゲームで遊べない」
という判決を下す夫。
これら全部が重なると、さすがにこのママの頭に「角」が出かかり始める...
「うるさ〜い!!!!!」
心の中でそう叫びながら、深呼吸をし、
と同時に「サタンの罠にはまるもんか!」と自分に言い聞かせる。
どうやら、サタンのカレンダーに「サンクスギビング ホリデー」はないようだ。
むしろ、この時期はサタンが一番よく働く時期なのかもしれない。
大したことをしなくてもいい。小さなことをここで少し、あそこで少し...
そして、気がつくと、「バーン!」と爆発してしまっている自分。
感謝の心どころではなくなって、せっかくのサンクスギビングも台無し。
サタンの策略はいつだって巧みだ。
だから、私は決めた。「絶対サタンの思い通りにさせるもんか!」
全てのことに心から感謝する。
そう、最大のボリュームで「デュエット」を歌う息子達も、
耳障りなハイピッチで参加する子犬たちも、
最後に「シンバルを力強く鳴らす」夫も。
全てのことに感謝。目の前のこの「バンド」に感謝。
すると、悪魔は逃げて行った。
「ですから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります。」
ヤコブ 4:7
と記されているように。
感謝の心は、なんてパワフル!
感謝の心は、なんてパワフル!