本では先月入学式、始業式が始まったばかりですが、

こっちでは「さよならの季節」が始まりました。


うちの子の学校だけなのかもしれないのですが、

昨日末っ子の卒園式が行われました。


涙もらい私はこういう場にすごく弱く、

卒業生もいないのに涙がぼろぼろ止まらなくなったりします...

なので、前々から自分の子が卒業する時はどうなるのか心配でした。

が、今までよりもずっと多忙な日々が続いていたので

卒業のシーズンが近づいて来ていたのにも関わらず、

全然実感がありませんでした。


昨日も、会場に腰を下ろして、プログラム表を見ていた時に

やっと卒園式に来ていたことを実感して目が熱くなり、

まだ始まってもいないのに、涙がじわ~っと。

ヤバイ!と思って、必死で止めました。


式が始まってからはやはりそれも無駄な努力でした。

国家斉唱をしている時から胸がいっぱいになって、

卒園生の発表、スライドショーはもちろん、

涙しなくてもいい時まで、涙はじわじわと、

言うことを聞いてくれませんでした。


カナダの卒園式は日本のように正式なものではありません。

参加者の服装もTシャツにジーパン、短パンにサンダルのように

本当に適当な普段着で、卒園生たちも毎日と変わらない服装です。

リラックスした中で、卒園生が準備してくれたちょっとした発表をみて、

「来賓」と先生が簡単なスピーチをして終わるようなカジュアルなもの。

学校も幼稚園から8年生までと続いているので、卒園と言っても、

来年は違うクラスで違う先生が担任というだけなので、

「気持ちだけ」の卒園式のようなものでした。笑


それでも、来年からは小学生!という実感は少し出てきて、

超甘えん坊の末っ子ももう一年生になるのか...

と「時は本当に矢のごとく」だと感じました。


こうしてあっと言う間に次の8年も過ぎてしまうんだろうな...

なんて思ってたら、来月、今度は長男の卒業式があることを思い出しました。


この卒業式こそ「くせ者」だわ...

ティッシュ一袋じゃ足りないかも...一箱は用意しなきゃだめかな...

まっ、それはさておき、卒業生が二人もいる今年の我が家。

このシーズンはちょっと感慨深いものとなりそうです。

改めて、無事幼稚園を卒園できたことに感謝。


(そういえば、長男の卒業式用のスーツ調達しなきゃ。)