今日は朝からちょっと挫折感を感じています。

今朝、子供達を載せて出かけようと車のエンジンをかけたところで気がついたこと。助手席に座っている長男がTシャツとフッド付きのトレーナー一枚だけなのでは?ということ。

問い出すと、やっぱりそうだ。もう一枚長袖は持ってきているか、リュックに入ってるのか?と聞くと、何も持ってきていないらしい。その時の気温は、車の中の表示によると、4℃!!! 

朝晩の気温がぐん~と下がってきてから数週間。毎日毎日私が「暖かくしていきなさい」って言わないと、まだ夏のような服装をする息子達。今朝は遅刻しそうなのもあって、ちょっとプチッときれてしまいました、、、

今日は International Plowing Match というイベントで募金活動をする息子達のクラス。一日中外にいるかもしれないのにあんな薄着。しかも3泊4日のキャンプを来週に控えているから風邪になったら大変!と母の私は万全を尽くしてヤキモキしているのに、当の本人は全く緊張感がない、、、

プンプンしながらもう一枚長袖を取ってきてあげて、説教しながら車を出し始める。私の説教が一段落したところで、長男が「もう一枚長袖を持ってくるの忘れてごめんなさい。」と申し訳なさそうに謝ってきました。

「忘れた」と言う言葉を聞いた瞬間、私の中のイライラがすーっと消えていき、そのかわり、「あぁ~、またやってしまったぁ、、、、」という罪悪感がじわじわ~っとにじみ出てきました。

長男は高機能自閉症と診断されたのですが、大きくなるに連れ、症状はだいぶ改善されてきたので、ついついそのことを忘れて、いろんな要求をしてしまうのですが、その都度、心の中で、「また本人にはどうしようもないことできつくしてしまったなぁ。」と反省するのでした。

今日もその例。次男は「長袖なんて着たくない!」って反抗で着なかったりするのに対し、長男の場合はそういうのじゃなく、ただ年齢のわりには出来る筈のことが出来ていない、という全然違う状況で。

でも、心に余裕の無い時ってそんなの忘れてムカッってなっちゃうんですよね。

最近、自分の長男との接し方を考えてみると、なんで自分はもっと優しくできないのだろう、、、って思うことが多いです。

やっぱり私の場合、キーは「心に余裕かある」かどうかだというところにある、と気づきました。だから最近やっと、心に余裕ができるような上手な時間の使い方を心がけるようになりました。

何事もそうですが、心に余裕がないと楽しく生活することは難しいのではないでしょうか?

今回の場合だと、「寒かったら、次の時はそれを覚えていて、自分でちゃんと準備できるようになる。」「風邪引いたら、それから学ぶこともある!」と構えていられる余裕を持つことが私の課題です。なんでも私が言ってやらないと出来ない、しないのは、私が適切な具合で手放してあげていないからっていうのもあると思うのです。 

こんな短気で全然できていない母ですが、よく付き合ってくれています。そう思うと、私も頑張らなきゃと励まされます。 罪悪感で自己嫌悪したり、落ち込むよりも、それをバネにして前向きに進み続けるようになるまでにだいぶかかりましたが、それができるようになった今、また一歩前に進みたいと思います。