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株式会社ジョイテック ホテルオペレーション ブログ

ホテルで音響・映像・照明の機材レンタル・オペレーション業務を行っております

DMXユニバースを多く使うようになってくると、伝送経路をまとめたいと思うように

なりました。

複数のユニバースをCat5eケーブル1本で引き回し、ステージ側のノードで各ユニバースに

分けられれば設営も楽になります。

DMX over Ethernet規格のArt-Netを以前から導入したいと思っていて、PCベースの

DMXコントローラー、Elation M-PCからの出力やネットワークコントローラーの設定は

大体把握していたので送信は出来るだろうと思っていましたが、肝心の受信側のノードが

無い為、最終的な検証まで至っていませんでした。

 

でも、よく考えてみたら3DビジュアライザーのMSDには、DMX入力の選択にArt-Netの

ノードになる機能が有る事を思い出しました。

だいぶ前に、まだArt-Netの知識が浅かった頃に試してみてうまく受信出来なく、まだ

実用のタイミングでも無かったのでそのままになっていました。

 

LANケーブルで2台のPCを接続し、IPアドレスの設定をしてM-PCからブロードキャスト

モードで送信をしたところ、難なくMSD側が受信し動作しました。

M-PC側からも、EtehrnetデバイスとしてMSDを認識しています。

 

これで、単純なArt-Net1の導入は問題なく出来そうです。

今後は、Art-Net3のユニキャストなども検証していきます。

 

分かりづらい写真ですが、左のM-PCを走らせているPC(MacMini Bootcamp)から、

Wi-Fiで無線ルーターに接続し、右のMSDを走らせているPCはルーターと有線で接続し

DMXコントローラーを無線化するテストをしてみましたが、無事動きました。

 

そこそこのスペックのWindowsタブレットで小規模イベントならこのセットも活躍

出来そうです。Wi-Fi環境次第ですが。

照明コントローラーとして、Martin M-Seriesのソフトウェア・ハードウェアを運用して

いますが、昨年中盤辺りから開発者が減ったり更新が滞ったり、最後には開発担当マネージャーまで退職してしまい、どうなってしまうんだ?と不安な状況が続いていました。

 

開発担当マネージャーは、Martin Professionalから米国Elation Professionalに転職された

のは知っていたのですが、以降もMartin M-Seriesのフォーラムで発言したりと、前職なので

少なからず気にかけているのかなぁ程度に思っていました。

フォーラムやFacebookのユーザーグループでは、半ば冗談でElationが買収してくれれば

良いのに、というような発言も出ていました。

 

が、ここに来て正式なアナウンスが有りました。

なんと、ElationがM-Seriesのソフトウェア・ハードウェアの全ての知的財産権や在庫、

サポート含めて買収ということになりました。

M-SeriesはベルギーR&DのMaxxyzが元ですが、Martinに買収されベルギーオフィスに

なった経緯が有り、そのベルギーオフィスも昨年閉鎖されたと聞いていました。

しかし今回ベルギーの以前の開発者もElationで再雇用し、ほぼ同じ開発者で引き継ぎ、

足りない部分はElationからも力を加えるそうです。

 

在庫のM-Seriesは期間限定でElationで販売していくそうですが、期間を過ぎる頃には

Elationとして再構築されたハードウェアに置き換わっていくそうです。

過去のM-Seriesハードウェアも可能な限り使い続けられるようソフトウェアのアップデートを

行っていくそうなので、弊社で導入しているM-Touchなども問題なく使い続けられます。

名前は変わってしまうようですが、何になるんでしょうかね?

 

Elationといえば、日本国内では某○ウンド○ウスさんが代理店として扱っており、

M-Seriesも簡単に入手出来るようになる可能性が有ります。価格が下がればなお良しです。

M-Seriesは国内ユーザーが少ないとMartinの担当者も言っていたのですが、これを機に

ユーザーが増えると良いかなぁと思っています。

 

とりあえず一安心です。

 

http://www.elationlighting.com/news/index/view/id/1216/

 

http://www.elationlighting.com/m-series

 

 

 

PCベースのDMXコントローラーである、Martin M-PCを運用しておりますが、M-PC用のDMXインターフェイス兼コントローラーのM-Touchを導入しました。

全てタッチセンシティブなコントローラーで、ボタンも物理ボタンではなくゴムボタンでタッチセンサーを感圧式で押している感覚です。
要するに、機械的なボタンやフェーダー類は一切搭載されていない割り切った仕様なんです。
大きなタッチパネルに、カバーとボタンを付けて場所ごとに役割を決めた感じでしょうか。
 
PCとはUSBケーブルで接続し、本体には1系統のDMXインターフェイスが内蔵されています。RDM非対応とのことで、M-PCは対応しているのにやや残念な仕様です。まだRDM対応機器は導入していませんが。
 
プレイバックで使用する際は、タッチフェーダーにはカラーLEDでキューリストの種類が色分けされるのは、なかなか良いです。フェーダーのタッチ感覚は、感圧式でもあるので、PCのタッチパネルよりはやや押し込み気味で動かすと反応が良いかもしれません。上部のボタンはタッチ、下部のボタンはゴムボタンになっています。
この辺りは、M-PC側でいくらでもアサインが変えられるので、好きな用途に使えます。
右側はプログラミングコントローラーになっており、PCの画面上のタッチボタンとベルトコントローラーにそれぞれ対応し、Base ValueとFX Valueを切り替えて使用できます。
2列に並んだ10個のボタンは、プレイバック時にはBankの11〜20のプレイバックボタンとして機能します。ボタンにはLEDが内蔵されているので、キューの状態が赤か緑で表示されるのですが、いくつかのボタンが正しく色表示されません。
これは、フォーラムでもトピックになっていましたがソフト側のバグなのか本体の問題なのかは今の所不明です。プレイバックとプログラミングのコントロール時に切り替えが必要ですが、これが、マニュアルに全く記載が無く、オンラインドキュメントも無いのでフォーラムを探したらわかりました。Play F-Key Base FXの切り替えボタンの真ん中を長押しでした。普通は気が付かないと思います。
 
Martin M-PCは、昨年のバージョンアップでフリーで4DMXユニバースまで使えるようにライセンスが変更されました。
M-TouchとEnttec USB-DMXボックスで2ユニバース使えますし、Martin USB-DMXBOX追加すれば、4ユニバースまで拡張出来ます。
 
現行機種では、Martin M-DMXというボックスになっているのですが、マーチンジャパンさんでは、LightJockeyとM-PCのライセンスと一緒出ないと販売しないとのことでした。本国では、BOXのみでも取り扱っているようですしM-PCのライセンスが変わったのであれば、BOX単体でも発売してほしいですね。