【ハンガリー代表 0-4 ベルギー代表 EURO2016 決勝トーナメント1回戦】

 現地時間26日にEURO2016の決勝トーナメント1回戦が行われ、ベルギー代表はハンガリー代表と対戦。エデン・アザールなどがゴールを積み重ね、ベルギーが4-0の勝利をおさめている。この結果、ベルギーがベスト8進出を決めた。

 試合開始して10分にFKからトビー・アルデルワイレルトがヘディングで合わせて先制点を決める。しかし、後半に入るとハンガリーが反撃を始めた。49分にはアダーム・サライがシュートもゴール右に外れる。続く54分にもヘディングシュートを放ったがゴールは決まらない。

 66分にはアダーム・ピンテールが決定的なシュートを放つもGKティボー・クルトワがファインセーブを見せた。後半序盤はハンガリーペースで進む。しかし、78分にアザールが左サイドからクロスボールをゴール前に送り、ミチ・バチュアイが合わせて追加点を決めた。

 さらに80分にもカウンターからアザールが自ら仕掛けて3点目を決める。そして、後半アディショナルタイムにはだめ押しの4点目が入った。結局、ベルギーが4-0でハンガリーを下している。タレント軍団が本領を発揮し、ベスト8進出を決めた。

【得点者】
10分 0-1 アルデルワイレルト(ベルギー)
78分 0-2 バチュアイ(ベルギー)
80分 0-3 アザール(ベルギー)
90分+1分 0-4 カラスコ(ベルギー)


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ゴールを決めたエデン・アザール【写真:Getty Images】

EURO2016の決勝トーナメント1回戦が現地時間26日に行われ、ドイツとスロバキアが激突した。

 この試合のドイツは序盤からエンジン全開。8分、セットプレーのこぼれ球に反応したJ・ボアテングがゴール正面のペナルティエリア端からミドルシュートを突き刺し先制する。

 さらに13分にもドイツ。M・ゴメスがシュクルテルに倒されてPKを獲得する。キッカーのエジルが蹴ったボールはGKコザーチクにセーブされてしまったが、大差のゲームになる雰囲気が漂い始める。

 すると43分、左サイドを個人技で突破したドラクスラーの折り返しをM・ゴメスが押し込んでドイツが欲しかった追加点を奪う。

 2点リードを手にしてもドイツは容赦ない。63分、ミュラーの蹴ったコーナーキックをフンメルスが中央で競り、こぼれ球をドラクスラーがボレーシュートで押し込んで3点目。この一発で勝負を決めた。

 終盤は次の準々決勝に向けて交代枠を使い、ヘーヴェデスやシュバインシュタイガー、ポドルスキといったベンチメンバーにもプレー機会を与えながら悠々とフィニッシュしたドイツ。完勝で強豪と当たるベスト8の戦いに向け弾みをつけた。

【得点者】
8分 1-0 J・ボアテング(ドイツ)
43分 2-0 M・ゴメス(ドイツ)
63分 3-0 ドラクスラー(ドイツ)


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1ゴール1アシストの活躍を見せたユリアン・ドラクスラー【写真:Getty Images】

決勝トーナメント1回戦 フランス 2-1 アイルランド 6月26日/リヨン(日本時間22:00キックオフ)

素晴らしい大会を催し、ヨーロッパを興奮のるつぼへと誘っているフランスだが、現時点において彼らはホスト国としての圧倒的な威厳を見せつけることができていない。もちろん2勝1分と結果は伴っているが、大きく期待を寄せられていたポグバの凡庸なプレイには失望の声が続出しており、いつ足元をすくわれてもおかしくはないだろう。決勝トーナメント1回戦で彼らの前に立ちはだかるのは、ハードな守備と、最後まで諦めない姿勢が見る者を魅了するアイルランドだ。

ゲームは開始早々の2分から波乱の展開を予想させた。エリア内でシュートモーションに入ったロングの足を、ポグバが不用意に背後から引っ掛けてしまいファウルの判定。フランスはアイルランドにPKを献上してしまう。これをブレイディが確実にネットへ突き刺し、ホスト国相手に先制ゴールを決めた。動揺を隠せないフランスはその後、カンテとラミの2選手にそれぞれイエローカードが提示され、次戦が出場停止に。仮にベスト8へ勝ち上がったとしても、守備のキーマン2人が不在となる。その後はフランスが幾度か効果的な攻撃を試みるものの、スコアは1-0のまま前半終了。後半へ折り返す。

後半に入るとデシャンは早くも動きを見せた。この日カードを提示されていたカンテに代えて、俊足ウィンガーのコマンを投入。この大胆なシフトチェンジにより、アイルランドは自陣への引きこもりを余儀なくされ、フランスの流れるような猛攻を受ける。すると58分、ホスト国の望むような展開が訪れた。右サイドからの素晴らしいクロスを中央で待ち構えていたグリーズマンが、豪快に首を振り抜きネットを揺らす。この技巧派レフティーはその3分後にもジルーの完璧な落としから、冷静に左足で叩き込み2点目を奪取。勇敢な攻撃的戦術への切り替えが、フランスに鮮やかな逆転弾をもたらした。しかし攻撃の嵐は止む気配がない。65分、前線に抜け出たグリーズマンをダフィーが決死のスライディングで倒すと、主審はこのプレイにレッドカードを提示。スタジアムで巻き起こるすべての出来事が、ホスト国を後押しする。その後はいつ3点目が生まれてもおかしくないほど、フランスが鮮やかな攻撃サッカーでピッチ上を支配。アイルランドも反撃を模索し続けたが、結局試合は2-1でフランスの逆転勝利に終わっている。

この試合で大きな価値を持つ2ゴールを挙げ、すでに今大会3得点目を数えたグリーズマンはもちろん称賛に値するが、その背後で前半のパス成功率100%を記録し、カンテ以上の走行距離を叩き出したマテュイディの貢献は計り知れない。また、デシャンが後半に見せた大胆かつ緻密な采配は、今後の戦いに向けての貴重なオプションとなりうるだろう。



[フランス代表]

監督 ディディエ・デシャン

GK
ウーゴ・ロリス(トッテナム/イングランド)

DF
バカリ・サニャ(マンチェスター・シティ/イングランド)
ローラン・コシエルニー(アーセナル/イングランド)
アディル・ラミ(セビージャ/スペイン)
パトリス・エヴラ(ユヴェントス/イタリア)

MF
ブレーズ・マテュイディ(パリ・サンジェルマン)
エンゴロ・カンテ(レスター/イングランド)
ポール・ポグバ(ユヴェントス/イタリア)

FW
ディミトリ・パイェ(ウェストハム/イングランド)
アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード/スペイン)
オリヴィエ・ジルー(アーセナル/イングランド)


交代出場

46分 キングスレイ・コマン(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)
(カンテ OUT)
73分 アンドレ・ジニャック(ティグレス/メキシコ)
(ジルー OUT)
90分 ムサ・シソコ(ニューカッスル/イングランド)
(コマン OUT)




[アイルランド代表]

監督 マーティン・オニール

GK
ダレン・ランドルフ(ウェストハム/イングランド)

DF
リチャード・キーオ(ダービー・カウンティ/イングランド)
スティーブン・ウォード(バーンリー/イングランド)
シェイマス・コールマン(エヴァートン/イングランド)
シェーン・ダフィー(ブラックバーン/イングランド)

MF
ロビー・ブレイディー(ノリッジ/イングランド)
ジェフ・ヘンドリック(ダービー/イングランド)
ジェームズ・マッカーシー(エヴァートン/イングランド)
ジェームズ・マクリーン(ウェスト・ブロムウィッチ/イングランド)

FW
ダリル・マーフィー(イプスウィッチ/イングランド)
シェーン・ロング(サウサンプトン/イングランド)



交代出場

65分 ジョン・ウォルタース(ストーク/イングランド)
(マーフィー OUT)
69分 ジョン・オシェイ(サンダーランド/イングランド)
(マクリーン OUT)
71分 ウェス・フーラハン(ノリッジ/イングランド)
(マッカーシー OUT)


[得点者]
フランス:グリーズマン(58、61)

アイルランド:ブレイディ(2)

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2ゴールでフランスを準々決勝へ導いたグリーズマン【写真:Getty Images】


 欧州選手権(EURO)決勝トーナメント1回戦屈指の好カードとなったクロアチア対ポルトガルは延長後半途中までお互い枠内シュートゼロと決定力を欠く中、FWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)のシュートをFWリカルド・クアレスマ(フェネルバフチェ)が押し込み、ポルトガルが1-0で死闘を制して8強進出を決めた。

 クロアチアは負傷の影響でグループステージ第3節のスペイン戦を回避したMFルカ・モドリッチ(レアル。マドリード)、FWマリオ・マンジュキッチ(ユベントス)が先発に復帰。グループステージから中2日のポルトガルはロナウドとFWナニ(フェネルバフチェ)はスタメンも、DFジョゼ・フォンテ(サウサンプトン)らを初先発させる策に出た。

 試合はキックオフ直後から両チームとも相手の様子をうかがう慎重な展開となる。前半25分にロナウドが左45度でFKを得る。MFジョアン・マリオ(スポルティング・リスボン)の蹴ったボールをDFペペ(レアル・マドリード)が頭で合わせたが、ゴール枠上へと外れた。対するクロアチアは同30分、側頭部をクロアチアカラーに染めたMFイバン・ペリシッチ(インテル)が右サイドを抜け出してからカットインしてシュートを放った。しかしフィニッシュまで至ったのは数度で、前半をスコアレスで折り返した。

 後半に入って5分、ポルトガルのフェルナンド・サントス監督は18歳の新鋭MFレナト・サンチェス(バイエルン)をピッチに送り込む。そのサンチェスは11分にジョアン・マリオとのワンツーからグラウンダーのシュートを狙うなど、積極的な姿勢を見せた。クロアチアもサイドからのクロス攻撃を狙うなど、徐々にゴール前に迫る動きが増える。同17分にクロアチアが右サイドで得た直接FKで、MFイバン・ラキティッチ(バルセロナ)のクロスをDFドマゴイ・ビダ(ディナモ・キエフ)がヘディングシュートにいったが、ゴール左へと外れた。

 ロナウドが前後半通じて一度もシュートを放てないほどの膠着した展開は90分間にわたって続き、0-0のままスイス対ポーランドに続く今大会2度目の延長戦となった。


延長前半に入って押し込み始めたのはクロアチアで、途中出場のFWニコラ・カリニッチ(フィオレンティーナ)やMFマルセロ・ブロゾビッチ(インテル)がシュートを打ったが枠をとらえられない。後半になると両チームの運動量が落ち、ナニがオーバーヘッドキックを狙うがジャストミートできないなど、精度も欠いたプレーが目立ち始めた。

 同7分には右CKからポルトガルGKルイ・パトリシオが目測を誤り無人のゴールとなったが、ビダのヘディングはジャンプのタイミングが合わず、ゴール上へと再び外してしまった。10分には右サイドのクロスをペリシッチが頭で合わせたがポストに阻まれた。

 ポルトガルにとって大ピンチの直後、ここまで沈黙していたロナウドがついに決定的な仕事をする。ロングカウンターから左サイドのナニに展開されると、ナニはシュートモーションからトーキックで右サイドのロナウドに送り、GKと1対1になったロナウドがこの日初のシュートを放つ。これは相手GKスバシッチ(モナコ)に阻まれたが、こぼれ球を途中出場のクアレスマ(ベジクタシュ)が押し込み、ついにスコアが動いた。

 クロアチアは120分間を通して17本のシュートを放ち内容的にはポルトガルを圧倒したが、シュートは1本も枠内に飛ばなかった。ポルトガルはクロアチアの必死の反撃を防ぎ、グループリーグ3位からの8強進出を果たした。


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延長後半12分、決勝ゴールを決めたポルトガルMFクアレスマ(AP)

クロアチアもチャンスあったけどね。

打ち合いの面白い試合だったね。

結果的に、ポルトガルが、1-0の辛勝ビックリマーク

 6月25日、EURO2016の決勝トーナメント1回戦、ウェールズ対北アイルランドが行なわれ、1-0でウェールズが勝利した。
 
 大国と同組の苛酷なグループを勝ち抜け、初の決勝トーナメントを英国対決で迎えることとなった両チームは序盤、慎重な入りを見せた。
 
 自陣に下がって構える北アイルランドは空きスペースを埋めて、相手のキーマンであるベイルの侵入を防ぐ。そして11分にはカウンターからダラスがファーストチャンスを掴むなどペースを握る。
 
 ボールこそ持つものの自陣から先に展開できないウェールズは、19分に左サイドのN・テイラーからのクロスをヴォークスが落としてラムジーが詰めてネットを揺らしたが、オフサイド判定となり、ノーゴールとなった。
 
 前半最大のビッグチャンス創出も、前線からプレスをかけてくる北アイルランドの守備に対してウェールズは、個人技に優れたベイルに託す以外に打開の術を見出せない時間帯が続いた。
 
 攻撃のペースを作れないウェールズと主導権を握るも決め手を欠いた北アイルランドという構図となった試合は、スコアレスで折り返した。
 
 後半も豊富な運動量を活かしたプレスバックが見事にハマり、相手の起点となるベイル、ラムジーにボールを持たせなかった北アイルランドのペースが続いた。
 
 効果的な攻撃ができないウェールズは58分にベイルが自ら得たFKで直接狙う。これは相手GKのマッガバンに弾かれてしまったが、ウェールズは徐々にペースダウンしていった北アイルランドを押し込んでいった。
 
 それでもネットを揺らせないウェールズは、63分に守備的MFのレドリーに代えて、攻撃的MFのJ・ウィリアムズを投入。同時にラムジーをボランチに下げて、中盤の底でタメを作る策に出る。
 
 この積極的な采配でリズムを掴み、敵陣でプレーする時間が増えたウェールズがついに均衡を破る。
 
 75分、左サイドからベイルが速いグラウンダーのクロスをボックス内に送る。これが北アイルランドのCBマコーリーのクリアしにいった足に当たってネットが揺れた。
 
 先手を取られた北アイルランドは79分にサイドアタッカーのマッギンを投入し、攻撃的に仕掛けるも、焦りと疲労からプレー精度が悪く、相手ゴールに迫ることができなかった。
 
 試合はベイルを起点に奪った1点を最後まで守り抜いたウェールズが1-0で勝利した。
 
 我慢強い戦いで英国ダービーを制したウェールズは初のベスト8進出を決め、6月26日(現地)に行なわれるハンガリー対ベルギーの勝者と戦うこととなった。

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ベスト16の一戦でも試合を決める活躍を見せたベイルが最高評価を獲得した【写真:Getty Images】

ウェールズが順当に勝ったね。

でもオウンゴールが決勝点っていうのはかわいそうだなぁ。

ベイルのFKは、めっちゃ落ちるよねひらめき電球