チャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグが25日に行われ、バイエルンとレアル・マドリードが対戦した。

 2年ぶりの準決勝となったバイエルンが、史上初の3連覇を目指すレアルをホームに迎えての一戦。両チームは昨シーズンも準々決勝で対戦しており、延長戦にもつれ込む激闘の末にレアルが2戦合計6-3でベスト4に駒を進めていた。

 昨年のリベンジを狙うバイエルンは、ロベルト・レヴァンドフスキ、アリエン・ロッベン、フランク・リベリーらに加え、レアルからレンタル移籍中のハメス・ロドリゲスも先発出場。対するレアルは、前試合を出場停止で欠場した主将のセルヒオ・ラモスがスタメンに復帰し、クリスティアーノ・ロナウドや古巣対決のトニ・クロース、イスコなどが先発メンバーに名を連ねた。

 バイエルンは開始早々にアクシデント。8分、ロッベンが負傷交代を余儀なくされ、代わりにチアゴ・アルカンタラが送り出された。試合が動いたのは28分。相手DFマルセロが上がって空いたスペースを狙って素早く攻撃に移ると、ジョシュア・キミッヒがJ・ロドリゲスの絶妙なスルーパスでエリア内右に抜け出し、一瞬中を見て右足シュート。これがGKケイラー・ナバスの逆を突いてゴールネットを揺らし、バイエルンが先制する。

 しかし、バイエルンに再びアクシデント。34分、攻撃参加したジェローム・ボアテングが左足を痛めて負傷交代。代わりにニクラス・ズーレが投入され、前半の内に交代枠2枚を使う事態となった。それでもチャンスを作り、41分に右CKからマッツ・フンメルスが右足ボレー、42分にはラフィーニャのクロスからトーマス・ミュラーが左足ボレーを放ったが、どちらも追加点にはつながらなかった。

 するとレアルは44分、右サイドのダニエル・カルバハルがS・ラモスのサイトチェンジを頭で折り返し、中央のC・ロナウドはオーバーヘッドの動作を見せつつスルー。逆サイドに流れたボールをエリア手前左のマルセロがダイレクトで叩き、鮮やかな左足ボレーをゴール右隅に決めて同点に追い付いた。

 レアルは後半開始からイスコに代えてマルコ・アセンシオを投入。するとこの采配が的中する。57分、アセンシオが高い位置で相手のパスミスをカットし、ルーカス・バスケスにつなぐと、リターンパスでエリア内左に抜け出し、左足シュートを沈めて逆転に成功した。

 1点を追う展開となったバイエルンは、リベリーが59分、63分にエリア内左から立て続けにシュートを放つが、どちらもGKナバスに阻まれる。レアルは66分、負傷したカルバハルを下げて、カリム・ベンゼマを送り出す。バイエルンは75分、ハビ・マルティネスをコランタン・トリソに代えて交代枠を使い切る。88分にはレヴァンドフスキがトリソのスルーパスに反応したが、シュートは枠を捉えられず。

 試合はこのままタイムアップを迎え、レアルが敵地で2-1の逆転勝利。3年連続の決勝進出に前進した。セカンドレグは5月1日にレアルのホームで行われる。

【スコア】
バイエルン 1-2 レアル・マドリード

【得点者】
1-0 28分 ジョシュア・キミッヒ(バイエルン)
1-1 44分 マルセロ(レアル)
1-2 57分 マルコ・アセンシオ(レアル)

 

ハイライト動画

http://soccer-douga.com/douga/37037/

 

 

 

チャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグが24日に行われ、リヴァプールとローマが対戦した。

 ホームのリヴァプールは準々決勝でマンチェスター・Cに連勝を収めて10年ぶりのベスト4となった。先発には、古巣対決のモハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネの強力3トップをはじめ、主将のジョーダン・ヘンダーソンやアレックス・オックスレイド・チェンバレンらが名を連ねた。

 対するローマはバルセロナを相手に大逆転劇を演じて初のCL準決勝。CLの前身であるチャンピオンズカップ時代を含めると、1983-84シーズン以来となる34年ぶりの欧州4強となった。スタメンには、バルセロナ戦でゴールを決めた主将のダニエレ・デ・ロッシ、エディン・ジェコ、コスタス・マノラスらに加え、ラジャ・ナインゴランがトップ下に入った。

 試合は開始2分、ローマが先にケヴィン・ストロートマンのミドルシュートで相手ゴールに迫ると、リヴァプールも3分にサラーが右サイドから切り込んでシュートを放ったが、どちらもお互いのGKを脅かすことはできない。15分、リヴァプールにいきなりアクシデントが襲う。アレクサンダル・コラロフとの競り合いでチェンバレンが右ひざを痛めて担架で運び出され、代わりにジョルジニオ・ワイナルドゥムが投入された。

 ローマは18分、こぼれ球に反応したコラロフがエリア前から強烈な無回転ミドル。だが、相手GKロリス・カリウスに反応され、ボールはクロスバー直撃で得点にはつながらない。あわや失点のシーンを防いだリヴァプールは徐々に先制点の匂いを漂わす。マネが28分にエリア内へ抜け出して左足シュート、直後の30分にもフィルミーノの折り返しに右足で合わせたが、どちらも枠を捉えられない。

 すると36分、リヴァプールは高い位置でボールを奪い返すと、エリア右でパスを受けたサラーが一瞬の隙を突いて左足を振り抜く。シュートは相手GKアリソンもノーチャンスのゴール左上隅に決まり、先制点となった。これで勢い付くリヴァプールは38分にも右CKからデヤン・ロヴレンがヘディングシュートを放つが、これはクロスバーに弾き返された。

 前半アディショナルタイム1分、リヴァプールがカウンターから追加点を奪う。サラーの落としを受けたフィルミーノが持ち上がりエリア中央へスルーパス。そこに走り込んだサラーが飛び出したGKアリソンをかわすループシュートを沈め、リヴァプールの2点リードで前半は終了した。

 後半に入ってリヴァプールは56分、エリア右に抜け出したサラーが冷静に中を見て折り返すと、中央フリーのマネが合わせて追加点。さらに61分には再びエリア右へ侵入したサラーがグラウンダーのクロスを送り、ファーのフィルミーノが合わせてリードを4点に広げた。それでも勢いは止まらず、69分にはジェイムズ・ミルナーの右CKから中央のフィルミーノがヘディングシュートをゴール左隅に叩き込み、5点として決勝進出に大きく前進する。

 しかしローマも意地を見せる。反撃が実ったのは81分、敵陣中央のナインゴランが前線へピンポイントのロングパスを送ると、エリア左で収めたジェコがフリーで右足シュートを沈めて1点を返した。さらに85分には相手のハンドで得たPKを、ディエゴ・ペロッティがゴール右上隅に決めて2点を奪い返した。

 試合はこのまま終了。リヴァプールが5ゴールを挙げて先勝したが、ローマもアウェイゴール2点を奪い奇跡の逆転劇が視野に入る3点差とした。セカンドレグは5月2日にローマのホームで行われる。

【スコア】
リヴァプール 5-2 ローマ

【得点者】
1-0 36分 モハメド・サラー(リヴァプール)
2-0 45+1分 モハメド・サラー(リヴァプール)
3-0 56分 サディオ・マネ(リヴァプール)
4-0 61分 ロベルト・フィルミーノ(リヴァプール)
5-0 69分 ロベルト・フィルミーノ(リヴァプール)
5-1 81分 エディン・ジェコ(ローマ)
5-2 85分 ディエゴ・ペロッティ(PK)(ローマ)

 

ハイライト動画

http://soccer-douga.com/douga/37027/

 

サラーすごいねグッド!

 ヨーロッパリーグ(EL)は12日、決勝トーナメント準々決勝第2戦を行った。日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユ(フランス)はホームでライプツィヒ(ドイツ)と対戦し、5-2で勝利。第1戦は0-1で敗れたものの、2試合合計5-3として2003-04シーズン以来の4強入りを決めた。4月12日が誕生日となる酒井は3バックの右CBとして先発。途中から右WBとしてプレーし、試合終了間際には移籍後初ゴールを記録した。

 第1戦を0-1で落としたマルセイユは、守備の要であるDFロランド、DFアディル・ラミ、GKスティーブ・マンダンダが引き続き負傷のため先発をはずれた。第1戦と同じく、DFブバカル・カマラ、MFルイス・グスタボ、酒井が3バックを務め、3-6-1の布陣を敷いている。

 勝利しかないマルセイユだが前半2分、ライプツィヒのパスワークに翻弄され、FWブルマに右足シュートを決められ先制を許してしまう。しかし6分にオウンゴールで同点に追いつくと、9分にはMFフロリアン・トバンが起点となり一気にカウンター。左サイドのFWディミトリ・パイェが大きくアーリークロスを放ち、MFモルガン・サンソンの2度のシュートは相手GKに防がれるも、こぼれ球をMFブナ・サールが押し込み、2-1と逆転した。

 マルセイユは前半16分にはパイェの鋭い左足シュートがゴール左に突き刺さるが、直前のFWコスタス・ミトログルのファウルによりノーゴールとなった。すると28分にアクシデントが発生。逆転弾を決めたサールが負傷して交代を余儀なくされる。ラミが投入されて右CBに入ると、酒井が代わりに右WBへ移動した。

 前半38分にマルセイユが再び得点を決める。中盤からのパイェのFKをトバンが右足で合わせ、ゴールに流し込んで3-1として前半を折り返した。この時点で2試合合計でも3-2と逆転に成功している。

 敵地で劣勢になったライプツィヒは後半9分に司令塔FWエミル・フォルスベリを投入。すると直後の10分、MFナビ・ケイタがPA内に進入してヒールで横にパスを出すと、FWジャン・ケビン・オギュスタンが右足ダイレクトで豪快に蹴り込み、ゴール右に突き刺した。点差を2-3と縮めたライプツィヒは2試合合計3-3とし、アウェーゴール差で再び優勢となる。

 しかしホームの声援を背にしたマルセイユが発奮。後半15分、右サイドでパスを受けたパイェがそのままシザースを駆使しPA内に進入する。ノーマークでゴールが見えると、右足アウトサイドで器用にシュートを放ち、ゴール左隅に流し込んだ。

 ライプツィヒは終了間際のCKでGKも出てきて全員攻撃に出る。しかし防ぎ切ったマルセイユはカウンターを仕掛け、中盤でパスを受けた酒井は無人のゴールにロングシュートを放ち、ダメ押しの5点目を決めた。酒井は昨季加入したマルセイユで公式戦初ゴールを記録。試合はそのまま5-2で終了。マルセイユは2試合合計5-3で14年ぶりのベスト4進出を決めた。

 

ハイライト動画

http://soccer-douga.com/douga/36816/

 

 

チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグが11日に行われ、レアル・マドリードとユヴェントスが対戦した。

 ファーストレグはホームで0-3の敗戦を喫したユヴェントス。セカンドレグはエースのパウロ・ディバラが前試合で退場したため不在だが、開始わずか2分に反撃ののろしを上げる。右サイドを抜け出したサミ・ケディラがクロスを送ると、ファーでフリーのマリオ・マンジュキッチが頭で合わせて先制点を挙げた。前日にローマがバルセロナ相手に演じたような大逆転劇に期待が高まる。

 対するレアルは、主将のセルヒオ・ラモスが累積警告により出場停止。立ち上がりの失点でいきなりDFリーダー不在の不安を露呈したが、それでもエースのクリスティアーノ・ロナウドを中心に徐々にペースをつかむ。10分、右サイドでC・ロナウド、ルカ・モドリッチとつなぎ、最後はゴール前に抜けたギャレス・ベイルが右足シュート、GKジャンルイジ・ブッフォンにセーブされたこぼれ球にも自ら反応したが、枠を捉えず。14分には、C・ロナウドの強烈なシュートのこぼれ球をイスコが押し込んだが、オフサイドの判定で得点は認められなかった。

 17分、ユヴェントスにアクシデント。マッティア・デ・シリオが負傷交代を強いられ、シュテファン・リヒトシュタイナーが送り出される。すると37分、そのリヒトシュタイナーが右サイドからクロスを送ると、再びマンジュキッチがヘディングシュートを沈めて追加点。ユヴェントスが2戦合計2-3に追い上げて試合を折り返す。

 1点差に詰められたレアルは後半開始から、カゼミーロとベイルに代えて、ルーカス・バスケスとマルコ・アセンシオを投入し突き放しを狙う。だが再び試合を動かしたのはユヴェントスだった。61分、右サイドのドウグラス・コスタが鋭いクロスを送ると、GKケイラー・ナバスが痛恨のキャッチミス。こぼれ球をブレーズ・マテュイディが押し込み、ついにユヴェントスが2戦合計3-3に追い付いた。

 ホームで3失点を喫したレアルは78分、イスコが絶妙なミドルシュートを打つが、GKブッフォンの好セーブに阻まれる。直後のCKの流れから、エリア内で収めたラファエル・ヴァランが反転して右足を振り抜くが、これも枠外でゴールが遠い。

 だが、終了間際の後半アディショナルタイム3分、レアルはL・バスケスがエリア内で倒されてPKを獲得。これに猛抗議したブッフォンがレッドカードを受けて退場処分となった。アディショナルタイム8分、PKはキッカーがC・ロナウド、ユヴェントスのGKは急きょ出場のヴォイチェフ・シュチェスニー。成功すれば突破がほぼ決まるPKを、C・ロナウドが豪快にゴール右上隅へ突き刺し、レアルが1点を返した。

 試合はこのまま終了し、レアルはホームで1-3の敗戦を喫したが、2試合合計4-3で8年連続のベスト4進出を果たした。惜しくも敗退となったユヴェントスは2年連続でレアルにCL制覇の夢を絶たれた。

【スコア】
レアル・マドリード 1-3(2試合合計:4-3) ユヴェントス

【得点者】
0-1 2分 マリオ・マンジュキッチ(ユヴェントス)
0-2 37分 マリオ・マンジュキッチ(ユヴェントス)
0-3 61分 ブレーズ・マテュイディ(ユヴェントス)
1-3 90+8分 クリスティアーノ・ロナウド(PK)(レアル)

 

ハイライト動画

http://soccer-douga.com/douga/36813/

 

レアルも危なかったね。