核兵器。

現在の地球において、恐らく最も凶悪な破壊力を備えた兵器にして破滅を生み出す諸刃の剣。

持っているという事実が力の誇示となり、それが「核抑止力」という言葉の語源ともなっています。

そう、法律や条約は無いものの、核は「使わず相手を封じ込める」ことが原則の、いわば禁じ手に近い手段なわけですね。

戦争大好きっ子のブッシュ君ですら使わなかったわけですから、相当なものです。


 ところが、です!

そんな核兵器を、フツーに「なんかあったら使っちゃうよ」と公言してしまった国があります

その国の名はフランス共和国。

実は結構なタカ派のシラク氏が元首を務める過去の大国ですね。

下手をすれば核問題で騒がれている北朝鮮やイランより性質が悪いかもしれません。

なんといってもすでに相当数の「使い物になる核兵器」を実戦配備しているわけですから。

テロ云々は確かに「核使うよ」発言である程度封じ込められるとは思いますが、国際的なイメージは結構ダウンしてしまうような気がします。

それにしても、他国からの攻撃を気にする前に、国内で暴動起こす自国の若者をまず何とかしろ、と思うのは私だけでしょうか。