イラクでの国民投票の結果、新憲法案が承認された模様 です。

旧フセイン派などの反発が予想されましたが、なんとか承認の方向で終わったようですね。

もちろんこれですべてがうまく行くという訳ではないでしょうが、承認によって多国籍軍撤退の一因ともなりえます。

現在のイラク治安悪化の一因に、誇り高いイラク人の中に「アメリカをはじめとする多国籍軍の占領下にある」という意識があることが考えられます。

自分たちの足で自分たちの国を作っていく、という事実が出来上がれば、自然反米テロの類は減少していくのではないでしょうか。

勿論、宗派間の争いはすぐに解決できるとは思いませんが、それでも投票に両派が参加したように、良い方向に向かっている兆しはあります。


 後はアフガニスタンのような群雄割拠状態にならないことを祈ります。