イラクでの国民投票が終わり、開票作業が着々と進んでいます

心配されていたテロによる妨害も殆どなかった模様で、予想以上の成功を収めた模様です。

この投票によって憲法草案が承認されるかどうかは未知数ですが、少なくともイラクの国民自身が「自分の意思を政治に反映させる」手段を得、それを行使することができたことは大きいと思います。


 今回の選挙では、前回選挙をボイコットをした人間も多かったスンニ派の人たちが多数投票に向かったそうです。

これは、反対意見を伝えるのに、テロのような手段ではなく、対話に頼るといった流れが出来てきた兆しと言えるのではではないでしょうか。


 民主主義がもっとも優れた政治形態だとは断言できませんが(絶対王政や独裁・共産よりは良いとは思いますが)、平和的な手法で問題解決が図られるのは良いことだと思います。

イラクが早く平和になりますように。