W不倫恋愛から彼と成就するまでの道程 -36ページ目

W不倫恋愛から彼と成就するまでの道程

W不倫から10ヵ月で一緒に住みはじめ、その5ヵ月後にお互い独身になり、現在婚約中。その道程を綴ったわたしの回想録です。

Hに対しては、

 

 

「あの、、離婚話はどうなってる?」

 

 

と核心な事に触れたくなる気持ちは

いつも湧いてきたけど、

そんな話をしたら、お互いにエネルギーが

下がることはわかってた。

 

 

自分をはじめ

まずはお互いにい状態を

保つことが大事だろうと思った。

 

 

そして家では、そろそろ

夫と再び対峙しなければならないときが

来ていた。

 

 

夫はわりとせっかちで、

白黒はっきりさせないと

気が済まない性格。

 

 

 

「これからどうするのか、

早く結論を出したいんだけど。」

 

 

夫から切り出してきた。

あの衝撃の日から、わたしたちは特になにも

話していなかった。

Hに対してもまだアクションがなかったので

少し寝かせていたけど、

夫はそんなわたしに痺れを切らしていた。

 

 

12月の中旬、

子どもを寝かせたあと、

また緊張する時間が来た。

 

 

「俺が、どうしたいか言うね。」

 

 

夫は落ち着いて話しはじめた。

 

 

「正直、すごくショックだった。

 

 

嘘をつかれていたり、

俺とはしないようなLINEの

やりとりをしていたりして。」

 

 

「探偵が撮った写真に写ってた

リサがすごく楽しそうで、いい笑顔してた。

俺には見せてくれないよね。」

 

 

そこを突かれて、心が痛かった。

夫はいつも笑顔が好きだと

言ってくれていたからだ。

 

 

「それでも、俺は

やり直したいと思ってる。

 

 

ただ、そのためには

もう二度と●●(Hの本名)と

会わないと約束してほしい。

連絡先を消してほしい。」

 

 

こうして言ってくれるまで

本当に悩んだのだろう。

何も言えずにいると、

 

 

「そうしたら、今回のことは許す。

水に流すよ。

ただ●●は許さない。

ちゃんと責任は取ってもらう。」

 

 

夫は穏やかにそう言ったが、

内心は怒りだった。

 

 

その言葉を聞いた瞬間。

このままいたとしたら、ずっと、

夫とわたしの間では目に見えない

上下関係が生じていくことが想像できた。

 


わたしとHは悪者で

夫は裁く側。

 

 

夫の中で、意識せずとも

許す側、許される側の構図が

はっきりと出来上がっているんだなと

感じた。

 

 

それは一般的なことかもしれないけど、

本当に、

やりなおしたい感情を伝えるときに

許す、許さないという言葉を使うものなのかな。。

強烈な違和感に襲われた。

 

 

わたしは、なるべく平常心で

刺激を与えないように、

 

 

「こんな状況で、

色々考えてくれてありがとう。

でもごめん。もう無理だと思う。」

 

 

そう伝えると、夫は、

 

 

「そんなに●●が好きなの?」

 

 

と急に語気を荒げて聞いてきた。