慰謝料のやりとりが始まったのち,
わたしたちの離婚届の提出日を
迎えた。
気持ちとしては
やっとだー
だった。
ただの書類だけども
提出して
早くひと区切りつけたい一心だった。
夫も、
もう先を見て行動し始めていたから、
「離婚届出すの、1人で行ってきてね。
よろしく。」
とわりと淡々とした様子。
わたしは休みをもらって
事前に友人2人から証人として
記入してもらっていた届けを
持って区役所に向かった。
事務的に提出を終えると、
まず、ホッとした。
これでまたひとつ、やり遂げた。
という達成感もあった。
Hにすぐさま、
無事提出したよ!
とメールで報告をすると、
「おつかれさま。頑張ったね。」
と、思いのほか淡泊な返信。
少し拍子抜けしたが、
後から聞いたら、
あのメールの返信から
読み取れなかったけど、
離婚届けを提出したあの報告は、
Hをかなり奮い立たせるものだったらしい。
本当に、
わたしと一緒にいる現実が
目の前に見えた瞬間だったと話していた。
また独身に戻ったんだなー。。
自分の戸籍謄本確認すると、
親は亡くなったし
当然だけど、自分しかいない。
子どもたちの名前がなかったことに
なんとも言えない寂しさがあったけど、
自分以外空白だったことに
なんか妙なワクワクを感じたのも事実。
この先どうなるんだろう、
わたしの籍はいずれまた移るのか、
ここに誰か加わるのか。
いくらでも未来はまだ描けるんだなと。
その意気揚々とした気持ちのまま、
約束していた
HとJとの飲み会に向かった。
Hは、Jに奥さんからきた
電話の件で
「迷惑かけてごめん。
もう電話はないと思う。
嫁とはちゃんと決着つけるから。」
と謝りつつ、あきらかに
真剣なトーンで話していた。
Jは
「本当よくここまで頑張ったよ。
もう少しだね!」
とねぎらってくれた。
ひとつ、手放した。
あとは入ってくるのを待つのみ。
そんな気持ちで
約8年の結婚生活を終えた。
