「お金は天下の周りもの」という言葉がありますが

確かに「お金」は持っているだけでは意味がなく

それを「循環」させることで「豊かさ」を生み出すもの

 

例えば、「Aさん」が1万円を持っていて

その1万円で「Aさん」が「Bさん」から食べ物を買い

「Bさん」がその1万円で「Cさん」から服を買い

「Cさん」がその1万円で「Dさん」のセミナーを受けて・・・

と10回循環させれば、

その1万円は10万円分の働きをしたことになり

世の中に10万円分のサービス(喜び)が生まれたことになります

 

ところが、この1万円を「Aさん」が持っているだけなら

1万円のままであり、喜びも生み出されませんね

今の社会では、企業も個人も将来のために

お金を貯めようとするため「循環」が生まれず

サービスを生み出す人の仕事がなくなり

貧富の格差も拡大しています

 

「お金は循環させるものである」ことを思い出させるための

面白い取組がなされているので、ご紹介しますね

 

それは、共感コミュニティ通貨「eumo」を使った取組

最近、一定のエリアで通用する「地域通貨」というものがありますが

「eumo」も特定のコミュニティの中で使用する通貨

 

ただ、お金や通常の地域通貨と違うのが

使用できる有効期限が「3か月」と定められていること

3か月たつと、コミュニティの共通の財布に返納され

全体のために活用されるという仕組み

人は、有効期限があると

誰のサービスを購入して喜びを体験しようか

誰の活動を応援しようか という発想になります

 

こうした取組が拡大して

人が「お金を循環させることの大切さ」「ともに豊かになることの喜び」

を思い出せるとイイですね

 

※「eumo」のホームページ