本気で「自分」を幸せにしたいあなたへ

 

 

楽笑道ライフスタイリストの花音です。

 

 

 

 

おかんが脳梗塞発症後からの介護日記。

 

 

20年以上前の話です。

 

 

あなたの介護疲れが少しでも和らげば幸いです♡

 

 

 

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身体障害者手帳交付は、

 

 

恥じるコトでも、悪いコトでもない。

 

 

だけど、偏見の目はどこにでもある。

 

 

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前回からの続きです。

 

 

うんこ召し上がれな父親は、

 

 

(今後は父親のコトを”宇宙人さん”と呼びます・笑)

 

 

おかんが脳梗塞発症後、

 

 

パチンコで給料を全額すってくるわ、

 

 

仕事を辞めてくるわで、

 

 

家庭崩壊寸前!(ってか、ほぼ崩壊・笑)

 

 

退院後、在宅で生活するものの、

 

 

通院・リハビリは必須。

 

 

「これからどうやって暮らしていくの…」と、

 

 

悲観的になっている場合ではなかった。

 

 

そこで、次に行ったのが”身体障害者手帳”の申請。

 

 

身体障害者手帳の申請は、主治医に相談すると、

 

 

病状や障害の状況を判断した上で、

 

 

相談に乗ってくれます。

 

 

おかんの主治医は、とても親身になってくれる

 

 

ドクターでした。

 

 

このドクターには、いくら感謝しても足りないくらいって

 

 

思うくらい、診察に真摯に向き合ってくれました。

 

 

 

 

脳梗塞の場合、発症から半年後、

 

 

麻痺(障害)の状態が主治医が確定してからでないと、

 

 

申請できませんでした。

 

 

 

 

手帳申請にあたってのおかんの心情

 

 

脳梗塞を発症する前からおかんは

 

 

身体障害者手帳を持っていました。

 

 

私が小学生の頃、おかんはパートに出かけてて、

 

 

そのパート先の業務中に左手の四指(人差し指~小指まで)を

 

 

切断するという事故に遭い、その時に申請した手帳があったのです。

 

 

身体障害者手帳を申請するというコトに対し、

 

 

「嫌だなぁ~」はなかったようですが、

 

 

等級が上がるのは、複雑なキモチだったようです。

 

 

なにも悪いコトをしていないのに、

 

 

得も言えぬ罪悪感を抱いてしまったようです。

 

 

しかし、その”得も言えぬ罪悪感”の

 

 

正体がすぐに解りました。

 

 

 

 

得も言えぬ罪悪感の正体は…

 

 

宇宙人さんには、兄が2人いたのですが、

 

 

ずっと疎遠になっていたのに、

 

 

誰が連絡したのか不明だけど、

 

 

(おそらく犯人は宇宙人さんかと思われる。)

 

 

症状が落ち着かないおかんを見舞っていた。

 

 

その時、宇宙人さんを含め、宇宙人三兄弟は、

 

 

おかんに向かって、

 

 

「障害者になったら、働くコトも出来んし、

 

 

おばあちゃん(宇宙人の母親)のお世話も

 

 

出来んくなるな~。役立たずの嫁だから、

 

 

離婚したら?」と言ったらしい。

 

 

この話をおかんから聞いた時、

 

 

この宇宙人三兄弟を棺桶に入れたろかって思いました・笑

 

 

(正直に話した自分を許します。)

 

 

左半身に麻痺が出て、身体が動かない人に

 

 

「役立たずの嫁」って、宇宙人三兄弟の人間性を疑ったわ。

 

 

「離婚したら?」の1言に宇宙人さんは、

 

 

「そうしようかなぁ~」と返答したって言うんだから、

 

 

もう、地球人じゃないよね?人間じゃないよね?って、

 

 

心底そう思いました。

 

 

 

 

介護される人とする人の未来のために

 

 

とは言っても、身体障害者手帳を申請しないと、

 

 

今後の医療費がどれだけかかるか、

 

 

リハビリ用の装具も実費だととても払えそうにない…。

 

 

おかんに正直にこの現状を話し、

 

 

主治医も「今後のためにも申請をした方がいいよ」って、

 

 

アドバイス&説得をしてもらって、

 

 

脳梗塞発症から半年後に身体障害者手帳の

 

 

再申請をして、それから1~2ヶ月後くらいに交付。

 

 

おかんは身体障害者2級となった。

 

 

 

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○ワンポイントまとめ

 

 

①身体障害者手帳の申請は役所の障害福祉担当窓口で、

申請のために必要な書類をもらい、

主治医に診断書を書いてもらう。

(市町村によっては、福祉事務所の場合もある。

主治医に申請までの流れを確認した方がいい。)

 

 

②申請に必要な書類は、申請書・診断書の

ほかにも顔写真、印鑑を忘れずに!

2018年現在だとマイナンバーも必要みたいです。

(おかんが申請した時は、まだマイナンバーがない時代でした。)

 

 

申請時に必要な書類などは、

各市町村の担当窓口や主治医に

しっかり確認をして忘れ物がないようにして、

申請しましょう。

 

 

③交付まで1~2ヶ月かかる。

さっさと交付してくれよッムキーって怒るのは

やめましょう・笑

 

 

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身体障害者手帳は介護される人の命を守るための手帳

 

 

 

介護のゴールは、厳しいコトバになりますが、

 

 

介護される人が「天国へ逝くとき」です。

 

 

 

 

身体障害者手帳は、

 

 

介護される人の命を

 

 

守るための手帳です。

 

 

リハビリに必要な装具や医療費の減額など、

 

 

様々なサポートを受けるためのものです!

 

 

社会的援助が必要なのです。

 

 

 

 

それを履き違えた宇宙人三兄弟…。

 

 

身体障害者手帳交付後、

 

 

障害年金の申請して、

 

 

障害年金をもらえるコトになったんだけど、

 

 

(この申請手続きも大変やった。

 

 

年金事務所でしっかり確認してから、

 

 

申請してくださいね。)

 

 

障害年金をもらえるとわかった途端、

 

 

「離婚やめたら?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ムキームキームキー

 

 

 

「お前ら、まとめて棺桶に入れたろか」(2度目・笑)

 

 

(荒い波動のコトバで正直に話せた自分を許します。)

 

 

おかんは、「離婚」を覚悟していたのに、

 

 

障害年金がもらえるとわかった途端、

 

 

「離婚はしない」って、

 

 

宇宙人さんは、パチンコ代欲しさの

 

 

金の亡者でもありました。

 

 

私は、この金の亡者を捨てれるなら、

 

 

ラッキーじゃん♪って、離婚に大賛成してたのに・笑

 

 

結局、おかんが還暦になるまで、

 

 

宇宙人さんと暮らすコトとなったが、

 

 

まぁ~、コトある事に

 

 

”うんこ召し上がれ”な発言をし、

 

 

私は、『トラブルの多い家の長女』として、

 

 

君臨するコトになったえーん

 

 

 

 

おかんが天国へ逝って3年が過ぎ、

 

 

自分の育った環境が機能不全であったコト、

 

 

その環境の中での学びが、

 

 

今の私に繋がっているんだけど、

 

 

おかんがいつも笑って言ってたコトは、

 

 

「お姉ちゃん(私のコトです)は、

 

 

転んでもタダでは起き上がらない。

 

 

七転び八起きならぬ

 

 

七転び十起きくらいやね。

 

 

さすが、商業高校出身。

 

 

商人魂やね。」

 

 

 

 

イヤ別に、商人魂ではないねん・笑

 

 

 

 

私は、どんな逆境が逆風の中でも、

 

 

「諦めない」ってのが身体の中に沁みこんでいる。

 

 

自分でも、どうしてこんなに逆境、逆風の中でも

 

 

諦めないで、一歩一歩、前へ進むのか

 

 

わからなかったケド、

 

 

自分の置かれている環境の中には、

 

 

必ず、【 人生の学び 】がある!って

 

 

思っていたからだと思う。

 

 

 

 

 

「人の痛みが解る人」でありたい。

 

 

そして、「人の痛みに寄り添える人」でありたい。

 

 

 

 

その原点は、小学生の時に読んだ

 

 

こども伝記シリーズの

 

 

『ヘレンケラー』でした。

 

 

 

 

 

 

 

今日も楽笑で生きるあなたでありますようににこ

 

 

ありがとう ありがとう ありがとう。

 

 

今日のあなたの1日にありがとう。