さて、時期はかなりズレてますが、東レ戦の感想を。
Nのアップを見てると、細川さんはベンチの端っこに座ってずーっと身動きせず。
これを見て、あぁ今日はベンチ入りしないんだな、と思いちょっとテンションダウン(笑)
でもホントかなりの長い間同じ体勢で固まってましたよ。
何考えてたんやろうなぁ・・・。
ああいう姿を見ると、やっぱりかなり切ないです。やっぱ試合に出てて欲しいなぁ・・・。
1セット目は、ボイがスタメンに復活。
でもあまり良くなかったですねぇ・・・。
最初はいいんですが、中盤あたりからブロックにつかまったり、変なミスが出たりと、相変わらずよろしくありません。
あと、審判への物言い(抗議ってとこまではいかないんだけど。文句みたいな感じ)が多くて、ちょっとコート内の他のメンバー達も戸惑っている様子でした。
そんな感じで(えらいはしょったけど)、1セット目は大差で獲られてしまいました。
2セット目も、スタートから良くありません。
カットは返らないし、ブロックにつかまるし、あげくに連続で東レにサービスエースを献上。
もうチーム全体が、精神的に切れてしまってる感じで、見ていて痛々しいほどでした。
そんな時に救世主になってくれたのが、前田くんと三上くんでした!
三上くんは、コートに入って一番最初のプレーで、自らボールを呼んでました。その心意気に拍手!
前田くんも相変わらず思い切りが良くて、キレのいいスパイクを決めるし、頼りになります!(正直、ボイよりもずっと頼りになる・・・)
三上くんも負けじとキレのいいスパイクを決め、さらにはブロックまで決めて、まさに神がかり的な活躍でした!ホントにあの時の三上くんは、何かがツイてましたよー!
コート内の雰囲気が良くなると、不思議なことに全てがうまく回るようで、金子くん・古賀くんのカットも生き返ってました。
体の動きも良くなってたし、さっきとは全く違う集中した顔つきでした。
カットが返ると、慎治くんのトスも良くなってましたね。
ボイがいる時にはあまり見られないコンビを使い、それがコートを活気づけているようでした。
最高10点差あったビハインドを追いついた時には、もう団席も大騒ぎでした。
正直私も泣きそうでした。
今シーズンは、大差を追いつかれるとこばっか見てきたので、この大逆転劇には信じられない思いでした。
10点差もの大差を付けられたときには、もうこのセットもダメだ・・・、と思いました。
だけど前田くんや三上くんの生き生きとしたプレーを見てると、もしかしたらチャンスの波が来るかも知れない、とも思いました。
東レ側もちょっとバタバタしていたようでしたが(阿部ちゃんも山本さんもあまりトスが良くなかったですね。トスが流れることが多かったです。あと外国人選手も不調でしたね。まぁこれはNもですが)、でもその東レをバタバタさせたのは、生き返ったNのプレーのせいですよね!
特に、前田くんのプレーには感動してしまいました。
オポジットというポジションゆえ、苦しい時にトスが上がることが多いですが、思い切り良く打ち抜いたり、粘り強くブロックアウトを取ったりと、素晴らしいエースっぷりでした
その後のセットも、まあ冷や冷やすることは多かったですが、ホントに全員の力で勝ち取ることが出来ました。
ヒーローインタは慎治くん。
勝利の興奮のあまり、全然聞いていなかったんですが(ゴメン、慎治くん!)、でもこの勝利は慎治くんにとってもすごく大きな1勝になったと思います。 自信になるといいなぁ。
この試合は、若手の良い所が出た試合でしたよね。
今までのNにはない、勢いで突っ走ることが出来ました。
それをいかにして持続させられるか。
劣勢の時にも、一人一人がどれだけ強い気持ちでいられるか。
今日のHGでの試合も、若手中心でフルセットまでもつれたけど、粘って勝つことが出来ました。
Nは、変わったのでしょうか?
これからが勝負ですね