「想いが止まらない100回の妄想告白」

 

私が出会ったヤバイ男①では、初級編のフランス人元カレ、Nタンの話をお届けしたが、今回は「ヤバ男レベル中級」、妄想作家、YDAさんの話を紹介しよう。

 

ちなみになんで番外編かというと、これは私の妹、男を転がす大魔王の体験談だからだ。(妹の詳しい紹介は「常識人な中流階級の一家」から)

 

人生常にモテ期。デキる女だが、高飛車でなく人当たりよく癒し系の妹U。

それ故に、時にかなりキツめの男が寄ってくることもあるのだ。

 

これは2年ほど前に、Uがウェブマーケティング会社の営業部に転職した直後に起こった出来事だ。


入社してまだ日が浅いUはまだ、警戒体制で気を張りつつ、それぞれの社員と良好な関係を築こうと心掛けていた。
そんな時、違う部署の見たこともない男性の先輩、YDAさんから突然ランチに誘われ、同期の女子を含め3人で社内でテーブルを囲むことに。

 

YDAさんが発した第一声は「一目見たときから君の全てが好きでした!!!!!!」だった。

自己紹介でもなければ、〇〇って呼んでもいい?でもなく、超どストレートな公開告白だった。

 

食べてたコンビニのうどんが鼻から出そうになるのを押し返し、動揺を隠すU。
営業職にはいかなる時も動じない鉄のハートとポーカーフェイスが必要だ。
一瞬で冷静を取り戻し、同期と共に完全にジョークとして受け取り、

 

同期「超ウケますね〜」

 

U「YDAさんって面白いですね(ニッコリ)」
と若干引きつった笑顔で可愛く受け流す。

 

しかし、その時YDAさんは既に自己陶酔するどころか 、自己泥酔仕切っていた。

好きな女に社内であろうと堂々と思いを伝えるオレ!!なんていい男。告白のセリフだっていかしてる」と言ったところだろうか。

 

そして、YDAさんは続けた。

 

「Uが好きすぎて、想いが止まらないから、100回告白するね」


こうしてYDAさんの壮大なラブストーリーは勝手に幕を開けた。

 

そのランチ会合の直後、YDAさんにより、3人のグループLINEが作られた。

入社したてのUにとっては波風を立てるのは極力避けたい。

グループを拒否する事はせず、得意の「当たり障りない返答」で戦意消失してもらおう。それが目標だった。

 

しかし自己泥酔しきったYDAさんの進撃は
「第一回目の告白はシンプルに。好きです。」というLINEとともに激化するのだ。

 

 

つづく