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恋の悩みと美貌の衰え

小野小町

日本限定の世界三大美人のひとり小野小町。
彼女は、恋の悩みや美貌の衰えを嘆く歌を多く詠みました。

せっかくなので、彼女が詠んだ歌をいくつか紹介します。


花の色は うつりにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせしまに

花の色も私の美しさも、もう色あせてしまった。
私が物思いにふけり外を眺めている間に、花が長雨にうたれて散るように


恋ひわびぬ しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

もう恋に疲れてしまった。すこし眠りたい。
もし夢であの人を見たら、逢えたということ。
見なければ、せめて眠っている間は忘れられる。



うつつには さもこそあらめ 夢にさへ 人めをもると 見るがわびしさ


現実の世界では、人目を気にすることもあるでしょう。
でも私は夢の中でさえ、他人の目を気にしている。なんて侘びしいことでしょう。


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