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日本のタバコ事情
タイのパタヤビーチへスキューバダイビングをやりに行った。
その友人とは、毎年GWにダイビングをする為、旅行に行く。
去年はマレーシアのコタキナバルに行ってきた。
そこでいつも海外旅行で思う事は日本人の
喫煙マナーの低さだ。
空港に着いて外でタバコを吸っているのは殆んどが日本人。
しかも灰皿に捨てないでそのまま「ポイ」
その国の方が見たらどう思います?
恐らく「日本人はマナーが悪い」と思うでしょう。
逆に皆さんも町で外国の方がそのような事をしたら「○○○人はマナーが悪い」と思いますよね?
(株式会社トクガ:桜井 栄福さん)
日本での喫煙率はこちら
を参考にして頂くとわかるが、
日本人男性の約2人に1人が喫煙習慣がある事になる。
そして女性の喫煙率はこれからも上昇する傾向にあり、
さらに、統計に加えていない未成年者の喫煙がプラスされる
そんな喫煙大国日本(他先進国の喫煙率はこちら
を参考)の
現状と打開策をピックアップして検証してみる。
「吸う権利があるように、受動喫煙をしない権利もあります。」
と語るのは、歩きタバコやめて下さいぃぃぃ というブログで
禁煙を訴えるタバコの匂い大嫌いさん。
彼のブログを見ていただければわかるように、喫煙に非常に参っている。
非喫煙者にとって受動喫煙とは、喫煙者には分からない程辛いものである。
受動喫煙によって引き起こされることが医学的に確認されている病気は、
ガンや心筋梗塞など死亡数の多い主要な疾患に数多いが、
理論的には喫煙者に生じる喫煙行為に由来する疾患(喫煙リスク)は
すべて生じうると考えられる。
とすると、タバコの匂い大嫌いさんが訴えるように、
タバコの毒を望んでいないにも関わらずリスクを負うという、
悲惨な矛盾が受動喫煙によって生じている。
加えて、歩きタバコによって歩行者のやけど、
子供の目に タバコが当たり失明するといったリスクもある。
タバコの被害はこれだけでは無く、寝タバコによる火災等
あげれば切が無いほど山積みだ........
そんな深刻な被害をもたらすタバコに対する
現状の政府による主な対策としては
■深夜時間帯(23時から5時)の販売自主規制
■たばこ料金の値上げ
■パッケージにたばこ被害を訴えかける文章の掲載を義務化
■受動喫煙からの保護
だいたいこの4つだろう。
だがこの4つの対策では、喫煙者に禁煙を訴えかける事は
あまり期待できないだろう。それはなぜか?
それぞれ理由を述べていく.........
■深夜時間帯(23時から5時)の販売自主規制
深夜、「売り切れ」の赤いランプが一斉に点灯する。
未成年者を対象にした政策だ。
だが、いくら自動販売機の販売時間帯を深夜規制したとしても
昼間に未成年が堂々と購入できるような自動販売機は
日本中にまだ多々存在する。
現在進められているたばこ自動販売機の撤廃をしても、
コンビにで明らかに未成年だと思われる子がタバコを購入
しても、大半の店員はそれを注意せずに売ってしまう。
アルバイト店員にとってはどうでもいい事なのだろうが、
深夜販売が認められているコンビニは日本中至る所に
存在しており、コンビに店員の倫理観が大事なものとなる。
未成年者への販売阻止を徹底して行う事が重要である。
■たばこ料金の値上げ
現在の日本の平均的なたばこの値段は300円だが、
政府は折を見て、数十円程度の増税を段階的に行う事を
検討している。
だが、たかが10円、20円の値上げでタバコをやめるだろうか?
イタリアのように40%近い急激な増税は、
単体で8,855人(2006年3月31日現在)もの雇用がある
マンモス企業JTの立場を考えれば難しいが、
日本のタバコが諸外国よりも低価格なのはこちら を
ご覧頂ければ理解できるだろう。
だが、急な値上がりは微々たる値上がりよりも
インパクトは大きい(メディアに依存する点があるが)し、
(詳しくはこちら )
■パッケージにたばこ被害を訴えかける文章の掲載を義務化
まずはこちら をご覧頂きたい。
これは日本で販売されているタバコのパッケージにつけられた警告文である。
この文章を読んで禁煙させようという狙いなのだが、
如何せんほぼ無意味なのが現状。
タバコを吸う友人10人と、WEB上で掲示板を使い喫煙者に
アンケートを取ってみた結果、大半が
「警告文の存在は知っているが、気にしない」
というものだった。
当の私も喫煙者(マナーは厳守)であるが、掲載され始めた当時は
「へぇ~」という感じだったが、
この文章を最近ではもう気にせずにいる。
というのも、この文章を見ても肺ガンなどのリスクを負った自分を想像出来ないし、
パッケージ自身対して気にならない。
そんな日本の警告文に対して諸外国はどうか?
こちら のサイトを見て頂ければ分かるように、
視覚に訴えたものとなっており、タバコの危険性を容易に認識出来る。
私自身このような警告文をパッケージに掲載されれば、
タバコを吸うのを躊躇するだろう。
海外を見習い、現行の警告文を視覚に訴えかけるような
気味が悪いほどグロテスクなものにする必要があるだろう。
■受動喫煙からの保護
東京都千代田区に受動喫煙の取材に行くと、至る所に禁煙の文字が見える。
ここ千代田区は、禁止区域で歩きタバコをした者には
罰金を課すという条例 を設けている。
そのせいか、路上喫煙をしている人はほとんど見ない。
しかし、罰金が課せられるにもかかわらず、
路上喫煙をしている人はいる。
しかも、それを注意するべき監視員はほとんど見ない。
歩きタバコにどれだけ熱心に取り組んでいるかが良くわかる。
海外では路上喫煙を犯罪とした国もあり、タバコへの厳しい配慮が進んでいる。
路上喫煙のリスクを深く理解し、喫煙者により厳しい政策が必要だろう。
上記4つ以外にもタバコの問題は数多くあるが、
このように日本のタバコ事情は非常に複雑であり、喫煙者一人一人の倫理観、
つまり心理が絡み合うために、打開策を決める事は容易ではないが、
禁煙への関心が高まってきている今、
タバコへのイノベーションが求められる時だろう。
タバコによる年間合計約2兆8千億円もの経済効果は決して小さくないが、
タバコをなくしたからといって、約2兆8千億の国益が丸々なくなるわけではないし、
国民の健康という何者にも変え難い国益を考えれば、天秤にのせるまでもないだろう。
こちら を参考にして頂ければ分かるが、タバコのリスクというのは計り知れない。
元々タバコを必要としない人間にとって、まさに百害あって一利なしである。
最後に、私が考える打開策としては、
日本に比べると喫煙に関してとても厳しい国であるオーストラリアを
参考にする事である。
この国では、
・州によってはタバコの吸殻を路上に捨てると、220ドル以上の罰金となる。
・たばこのパッケージには、禁煙を訴えるさまざまなメッセージや、グロテスクな写真
が印刷されており、
政府はインパクトのあるTVコマーシャルを流している。
・店によってまちまちだが、普通の20本入りタバコでだいたい10ドル位(約900円)する。
といった政策を取っている。
これによってオーストラリアの喫煙率は60年前の70%から現在は22%まで低下する
という素晴らしい実績がある。
ごく最近の事だが、イギリスでは、
アニメ「トムとジェリー」の喫煙シーンをカットするという徹底振り........
国民性の違いや、様々な問題があるという点もあり、すぐに同様の政策を.......
というわけにはいかないが、政府がこの問題を煙に巻く事だけは止めて欲しい。
自己紹介とブログ紹介
どうもはじめしてアメブロの皆さん![]()
日本が言論の自由を認められて半世紀。
にもかかわらず、未だに大手新聞社、TV局等のメディアが
大半の人々の思想を支配するという構図...........
富(視聴率や財欲)や権力、様々なフィルターを通した情報
が世の中に定着しつづける今、ブログというパブリックに
情報を発信できる便利なツールを使い、フィルターを通さない、
より客観的で、正義に満ちた倫理観を持ち、できるだけ皆さんの
知らない(メディアが取り上げない)記事を書いていこうと思います。
文章や内容の充実さ等、日々改善致しますのでご了承下さい。

